モンスター一人旅(クーン)
指南役:ゆう門下生
ヒューマン(リュート) 妖魔(サイレンス) メカ(T260)
リュート編では主人公のリュートを第一パーティーから外せるので、ここではモンスターでの一人旅をする。ラスボスがHP上昇しないので安心して敵ランクを上げて好きな能力吸収ができるのが強みだ。
クーン編と違って指輪がないのがつらいが、代わりに砂の器やトウテツパターンを入手できる。また鎮魂の勾玉を最後まで持つことができるので全体攻撃はこれだけでも戦える。しかしモンスター1体でグレートモンドと戦う場合、超神の攻撃がシャレにならない。防御力無視のバスターランチャーとビットは黒竜でも多くのダメージをくらう上に、打撃のヒートスマッシュ、ブレインクラッシュもかなり破壊力が高い。バスターランチャーは防御するしかないとすると500くらうことになる。さらに直前のターンに毛繕いで回復するため超神の攻撃1ターン分のダメージもあわせてくらうことになる。つまり最低でも700近いHPが必要なのではないか・・・
もともとボディは黒竜やデュラハンといった最強クラスのものを使ってもHPはなるべく低くしようと思っていたのだがこれでは高すぎる。何か手はないものか・・・限界近くまで育ててあったサンダー(デュラハン)でモンドと戦っているときに妙案を思いつく。これならあるいは・・・
HPがたくさん必要な場合は光合成+ライトシフトが使える麒麟でやろうと思っていたが、低HPでいけるかもしれないのでクーンを選ぶ。またクーンはノーエンカウントで仲間になるので好都合だ。
低HPクリア
まず無限ジャンクあさりとイカサマ資金稼ぎをして装備を整える。アクセサリーだけなので非常に楽だ。クーンは初期状態が緑ラモックスのため非常に弱い。ここから成長させるわけだが、最終目標は初期設定HPが低いわりに最強クラスのボディである黒竜だ。まずスパルトイからグランドヒットを吸収してアクスピークに変身する。
スパルトイからグランドヒットを吸収
ラモックス
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→ | アクスビーク
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アクスピーク グランドヒット ↑ HP72 |
この後黒竜に変身するために必要な石化ガスを雪山の黒竜+赤竜と戦って吸収する。そのために特殊変身のデュラハンに変身して、石化ガスを吸収したら朱雀からバリアをついでに吸収しておいて、いらない能力を消しながら必要な能力を集めて黒竜に変身・・・と実際にやってみたのだが一つ疑問が浮かんできた。何故石化ガスを吸収するのに黒竜と戦ったのか?石化ガスを吸収できるのは黒竜のほかにも化石樹がいるのに・・・
何故化石樹と戦おうとしなかったのか?それは化石樹は敵ランクを上げないと戦えないからだ。ラスボスはHP上昇しないのだから化石樹が出てくるまで敵ランクを上げてもよいではないか?
検討をしてみたが特殊変身のデュラハンを使わずとも黒竜に変身できることがわかった。そういうわけでアクスピークになった時点からやり直し。アクスピークはSTR、QUIが高いので序盤では十分戦える。しかし石化ガスを吸収できる化石樹を出現させるまでに敵ランクを7まで上げなければならない。ずっとアクスピークでは戦闘が厳しい。そこで途中トリケプスに変身することにした。クーン編攻略の際に何度も使っているし、高ランクの雑魚ともなんとか渡り合えるからだ。
まずシンロウのガイアトードと戦いふみつけを吸収する。
ガイアトードからふみつけを吸収
アクスビーク
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→ | ガイアトード
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トリケプス ふみつけ ↑ アクスピーク グランドヒット ↑ ガイアトード ふみつけ ↑ HP286 |
HP順位の都合上トリケプスにはならずにガイアトードになってしまうが、ガイアトードは初期設定HPが高いのでもう一度何かを吸収すればトリケプスになれる。しかしグランドヒットが表に出ているとアクスピークに戻ってしまうので単独で変身に関与しない腕部能力として毒撃を吸収する。はじめはサミングねらいでゾンビと戦っていたがサミングより毒撃のほうを先に吸収したのでそちらを使った。
ゾンビから毒撃 を吸収
ガイアトード
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→ | トリケプス
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トリケプス ふみつけ ↑ (アクスピーク) グランドヒット ↑ HP375 ↓ ガイアトード ふみつけ |
これでトリケプスに変身できるので中盤までは大丈夫だ。しかしこのままではグラントヒットとパープルアイによる幻夢の一撃くらいしか攻撃方法がないので済王の古墳に行き鎮魂の勾玉を入手する。ナイトスケルトンには楽勝だ。
中盤までこの3種類の攻撃で戦闘をこなしていくことになる。敵ランクを上げていく途中でラストバトルで必要な能力やアイテムも集める。まず敵ランクを3まで上げて生科研へ行き、メロウと戦いアシストを吸収する。次に敵ランクを4まで上げて生科研へ行き、ワイバーンと戦いウインドシェルを4つ入手する。トリケプスではワイバーンの攻撃でかなりダメージを受けるため戦いにくい。特にTウォーカーがお供についたときは勝ち目が薄い。さらにウインドシェルの入手率は低いので根気よく集める。ウインドシェルは突耐性があり、一つ入手するたびにワイバーンのグライダースパイクのダメージが減っていくので戦闘は少しずつ楽になる。ウインドシェルがあれば雪山の朱雀にも勝てるのでバリアを吸収できるがHPが2倍になっているので戦いにくい。バリアは後回しだ。
敵ランクを6まで上げて生科研へ行き、コスモデバウアーと戦いマイティサイクロンを吸収する。トリケプスで挑むのでかなり苦戦する。ウインドシェルを4つつければQUIは同じになるのでグランドヒットでスタンさせながら戦えば勝てるが勝率は低い。しかし数回の戦闘で吸収に成功した。運がいい。
そして敵ランクを7まで上げて生科研へ行き、化石樹と戦い尾撃を消しつつ石化ガスを吸収する。投げ技の効かない化石樹から石化ガスを吸収し、且つマイティサイクロンがあるのでグランドヒットは用済みだ。グランドヒットを消しつつワイバーンから牙を吸収して黒竜に変身する。
ワイバーンから牙 を吸収
トリケプス
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→ | 黒竜
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黒竜 牙、石化ガス、しっぽ ↑ HP446 ↓ バーゲスト 牙 ↓ ゼノ 牙 |
次に武王の古墳の小宝箱で魔鏡と戦い、牙を消しつつサイ・リフレクターを吸収し魔鏡に変身する。魔鏡の出現率はそれほど高くない(約30%)上にサイ・リフレクターの吸収率は低い(約2%)。さらにお供にヘヴンダンサーなどがいるとトリケプスで戦うのは苦しいのであらかじめ黒竜に変身しておいたのだ。
不要なふみつけを消しつつもう一度牙を吸収して黒竜に変身しなおす。このときサイ・リフレクターは毛繕いで隠しておく。そして生科研へ行き朱雀と戦い、牙を消しつつファイアーバリアを吸収し朱雀に変身する。黒竜なら朱雀にも楽勝だ。不要な毒撃を消して牙を吸収し再度黒竜に変身する。最後に牙を消し強酸を吸収して準備完了だ。デュラハンの特殊変身を用いたときはHPが394まで上がってしまったが、これならHP382で少し下げることができた。
いざモンド基地へ。
VS グレートモンド
黒竜なら勝てるかもしれないと思ってここまで来たが実際のところはどうだろうか?とりあえず戦って見てあらかじめ立てておいた戦術が通用するか試してみる。驚天、動地は問題なし。しかし威力で大きな誤算が・・・威力がブレードを使うのをすっかり忘れていた。ターン調節をしなければいけないのにバリアで勝手に反撃してしまうではないか!これはかなり痛い。それでもターン調節は不可能ではないのでなんとかなるだろう。
続いて超神、ウインドシェルを4つ付けた黒竜でも打撃でかなりダメージを受けてしまう。50くらいで済むと思っていたのだが・・・
・・・・・・勝てなくはない・・・か。かなり苦しい戦いを強いられるだろう。だがやるしかない。まず敵の防御力を下げるために強酸でDEFダウンさせる。その後驚天、動地はマイティサイクロン連発で倒す。威力も問題なし。
だが超神は違う。どの種族で戦うにも一番の難所である。切り札があるので魂はなんとかなるのだが・・・HP400未満で戦うため防御力無視のバスターランチャーは黒竜でも980ほどくらう。つまり防御していても木っ端微塵にされてしまうわけだ。つまりバスターランチャーをくらってはいけない。そこでターン調節をして猶予ターンを最大に伸ばしてバスターランチャーを撃つ前に、すなわち5ターン以内に倒さなければならない。DEFダウンは形態移行後も持続されるのであらかじめ使っておけば超神へより多くのダメージを与えることができる。しかし攻撃力の低いモンスターでは、強酸でDEFを下げ、アシストのSTR、QUIアップで強化したマイティサイクロンをもってしても4500近く与えるのがせいいっぱいだ。またアシストもターンが経過すれば効果がどんどん薄れてしまうので実際には5回平均でダメージは4300くらいだ。
そこで出番となるのがファイアーバリアである。バリアで超神の連続打撃に対しすべてバリアで反撃可能なので、この追加ダメージを加えれば超神を5ターンで倒すことができる。アシストのWIL、PSYアップで強化されたバリア反撃なら1050くらいのダメージを与えることができるので6回ほど反撃できれば超神のHP27500を削りきれるのだ。もちろん前提としてビット+スプレッドブラスターを使わないことが必要なので成功率は低い。では打撃が3ターン連続でくれば(約12%)勝てるのか?しかしモンドはそんなに甘くはなかった。
まず超神の攻撃が強すぎるのだ。ウインドシェルを4つ装備した黒竜でもヒートスマッシュで70〜80、ブレインクラッシュで50〜65、突進で35〜45もくらってしまう。どれも同じくらいの確率で使うと仮定すると3ターン連続で打撃すなわち9回の攻撃をくらうと期待値として500以上もくらう計算になる。また全弾発射も0〜10だがくらう。ちなみに深海の輝石を装備すればVITが上がるが、わずかなDEF差で深海の輝石の方がダメージがやや大きいので却下である。ダメージを受けるのはこれだけではない。あらかじめ威力のときに回復した上でトドメを刺すことになるので威力の攻撃2ターン分もくらうことになる。威力の攻撃のうち無伴奏ソナタ、ハイパーバズーカ、バルカンは0〜10しかくらわないが、ブレードで10〜25、レールガンで25〜35のダメージをくらう。
さらに最低1回は援護射撃か鉄柱攻撃、どちらも0〜10だがくらってしまう。それでも勝てないわけではない。アシストによるQUIアップのおかげで威力のブレードや超神の打撃はミスすることがある。これは盾回避とは違う回避方法なのでQUI避けと呼ぶ。もちろん盾回避と違いQUI避けした場合はバリア反撃できないが、バリア反撃は6回ほどで足りるので残り3回はQUI避けすることを期待する。
当たり前だが防御力無視のビットは150〜160ほどくらうのでくらってはいけない。スプレッドブラスターなら0〜10なのだがどちらもQUI避けもバリア反撃もできないので却下である。超神の9連打撃を6回受け、3回QUI避けすると仮定すればダメージは期待値350前後まで減る。またアシストでQUI強化していれば標準で2回ほどQUI避けできるので、そこを運で3回QUI避けできればいい。また4回以上QUI避けする可能性はかなり低いので、QUI避けしすぎて超神のHPが残ることより、QUI避けできずにこちらのHPが尽きることが多い。ダメージが少ない突進が多くくるのを祈るしかない。
さらに威力の攻撃のうち無伴奏ソナタ+ハイパーバズーカは5の倍数のターンと決まっていて、それ以外のターンは、屈み時にハイパーバズーカ、レールガン+バルカン、直立時にバルカン×3、レールガン+ブレードをランダムで(ただし等確率より少し偏りがある)使ってくる。メカ攻略と同じく12の倍数のターンの2ターン前に威力を倒す必要がある。動地を倒すのは12もしくは13ターン目なので12の倍数のターンの2ターン前としては34ターン目に威力を倒せるが、それだけでは威力の2ターン分のダメージの期待値が大きい。運が悪いと2ターンのうち両方ともレールガンをくらってしまう。実際それで超神移行時にすでにこちらのHPが300を切っていたときもあった。そこでレールガンをくらう可能性を少しでも減らすために2ターンのどちらかが5の倍数のターンと重なるようにする。つまり威力の撃破ターンを46ターン目に遅らせる方がダメージを少なくできるのだ。
これならHP382でも運がよければ超神を倒しつつ生き残ることができる。話は戻って威力のときにどう戦うかも重要だ。威力の撃破ターンが1ターンでもずれたら敗北確定なので慎重にダメージを与えていかなければならない。マイティサイクロンは盾効果を無効化できない投げ技なので、威力は回避されない強酸で攻撃するのがいい。DEFダウンは重複しないので意味ないが・・・
アシストでありったけ強化した上で回復、トドメとやるのだがブレードに対しバリア反撃するので調節が難しい。盾回避されない攻撃は強酸の他に石化ガスがある。石化ガスはこちらの残りHPが少ないとダメージが落ちるので使いにくいがダメージ調整には一役かってくれる。強酸で1170〜1470、石化ガスで250〜380、バリア反撃で770〜1010とアシスト強化前〜強化後でダメージがかなり増える。
威力には早めに形態移行するがそこから44ターン目までに何回ブレードがくるかを勘で推測しながらダメージ調節を行う。さらに44ターン目までにアシストでありったけ強化もしなければならないので大変だ。まず35ターン目あたりまでに残りHP4000くらいまでダメージを与えておく。
次に強酸と石化ガス+バリア反撃のダメージが近いことを利用して、36〜39ターン目までにアシストを連発し、ブレードを1回受けたら40ターン目に石化ガスで、0回なら強酸で攻撃して残りHPを2600くらいにする。
さらに41、42ターン目もアシストを使い、ブレードを1回受けたら43ターン目は石化ガス、0回なら強酸で攻撃して残りHPを1200くらいにする。つまり44ターン目までに「バリア反撃1回では倒せないが強酸1回なら倒せる」くらいに調節するのだ。
そして44ターン目に最後のアシスト、45ターン目に毛繕いで回復し、46ターン目に威力にトドメを刺す。これなら43、44ターン目の両方でブレードをくらったとき以外はターン調節に成功できる。確率15/16だ。ただし36〜39ターン目にブレードを2回くらうことも多く、なかなかうまくいかない。そのときは攻撃をせずにアシストしたりしてなんとか調節する。それでも10回に9回成功するのがやっとである。
ターン調節が成功したら超神(HP:27500)をマイティサイクロン5発(4300×5)とバリア反撃6回(1050×6)で倒す。そして魂(HP:27500−超神に与えた超過ダメージ)に移行したらかなりダメージを受けているはずなので毛繕いで回復する。バスターランチャーまでの猶予ターンは2ターンしかないので残り1ターンでマイティサイクロンで攻撃し(4000)、さらに2ターンのうちに反重力クラッシャーを切り札サイ・リフレクターで跳ね返して(24400)倒す。反重力クラッシャーを使うのは約50%なので魂の撃破成功率は75%である。
また忘れてはならないのがマイティサイクロンの半ミスである。アシストでQUIを上げているにもかかわらず2%ほどの確率で半ミスして4000以上いくはずが1000しかいかないこともある。一度でも半ミスしたら敗北確定となる。
まとめると
- アシスト強化を万全に行った上で威力の撃破ターンを46ターン目に調節する。
- 超神の攻撃が3ターン連続で打撃がくる。
- 超神の9連打撃を6回以上受け、さらに生き残る。
- 魂が2ターンの間に反重力クラッシャーを使う。
- マイティサイクロンが一度も半ミスしない。
上記すべてが成功すれば勝てることになる。
具体的な戦闘の流れは以下のとおりである。
ターン 状況 クーン 威力 超神 魂 40 石化ガスor強酸 無伴奏ソナタ+
ハイパーバズーカ41 アシスト その他 42 アシスト その他 43 石化ガスor強酸 その他 44 アシスト その他 45 回復 無伴奏ソナタ+
ハイパーバズーカ46 威力撃破 石化ガスor強酸 その他 その他 その他 47 マイティサイクロン その他 カウンターECM その他 48 マイティサイクロン その他 全弾発射 バスターランチャー 49 マイティサイクロン その他 打撃 その他 50 マイティサイクロン 無伴奏+ハイパー 打撃 その他 51 超神撃破 マイティサイクロン その他 打撃 バスターランチャー 52 回復 その他 バスターランチャー その他※ 53 魂撃破 マイティサイクロン その他 その他 その他※ 54 その他 その他 バスターランチャー ※2つのうち1つは反重力クラッシャーでなければならない。
低勝率なのは仕方ないがそれよりも一回の試行で15分もかかるので非常に時間がかかる。なかでもターン調節が一番やっかいで集中力を要するため2時間くらいで疲れてしまう。そして思ったより超神が3ターン連続で打撃を使う確率が低く15回に1回くらいしかない。さらにそれに耐えるのはほとんど無理で、1ターン目の打撃で3発くらうと絶望的だ。今まで低勝率で時間がかかることは何度もあったが、これはそれらよりはるかにきつい。10時間くらいあれば倒せるだろうと思っていたが甘かった。
30時間ほど経ったところで途方に暮れる。せっかく超神の連続打撃がきても耐えられないのだ。もう少しダメージが少なければ・・・敵の攻撃を弱める方法といえば・・・そうだ、ヒートウェイブやビートルジュースを使ってQUIダウンさせるのはどうだろう。HPが4上がってしまうがこのまま不毛な戦いを続けるよりはマシだ。威力にこれらを使いQUIダウンさせると・・・おおっ、ヒートスマッシュでも50ダメージ!これなら十分耐えられるではないか。・・・と思ったら、ミス、ミス、ミス・・・ミス・・・超神のQUIが下がって打撃がほとんど当たらなくなってしまった。おかげでバリア反撃発動せず。いくらこちらが生き残っても超神も生き残ってしまったら意味がない。しかもヒートウェイブもビートルジュースもダメージは強酸と同じくらいでターン調節は楽にならないし、QUIダウンさせる確率も約30%と低い。これでは勝率はほとんど上がらない。
ではSTRダウンではどうだろう? サッドソングではこちらも下がるし、かと言って精霊銀のピアスに装備を変えてDEFが下がったら敵の攻撃力が下げた意味がない。スポイルなら敵だけ下げられるが、確率は約30%と低く、ダメージを与えられないのでターン調節が難しくなってしまう。さらにSTRダウンでも敵の命中率が下がってしまい、勝率はほとんど上がらない。
仕方なく初めの戦術のまま勝利を目指すことに。・・・何度やっても勝てない。この攻略は実現不可能としてあきらめようか・・・ いや、ダメだ。ここであきらめたらモンド攻略はバスターランチャーをくらうことを前提にしなければならない。そうするとHP700近く必要になる。光合成+ライトシフトを使える麒麟を黒竜にすればもっと低くても大丈夫かもしれないが。もともと低HP攻略としているのに700なんてそんなことは許されない。それにこれだけの策を練ったのが無駄になってしまう。全く不可能ではないのだ。10時間に1回くらいはチャンスがきている。それをものにできなかっただけだ。
そしてチャンスはまたやってきた。超神の初めの打撃で3発もくらいすでにあきらめていたが、次のターンで2回QUI避けして1発くらい計4発のバリア反撃を与えていた。しかしすでにこちらのHPは80しかなく打撃がきても2回はQUI避けしなければならない。それ以前にビットがきたら終わりだが・・・ 運命の51ターン目、まず無難にマイティサイクロンで4200ダメージ、ここでブレインクラッシュ、ミス!。これは・・・さらに突進、ミス!おおっ、やった次の突進をくらえば超神撃破だ!!と思っていたが・・・突進、ミス!ええっ、3回連続QUI避け!?めったにないことなのに・・・運が悪い、まあ次を頑張ろう・・・ん、あれ?
リセットしようとしたが、なぜか超神が崩れていく。おかしい、たしかに4回QUI避けしたから5回しかバリア反撃していないはずなのに。
・・・そうだ、今回はたまたま威力のブレードが多く来たから40ターン目も43ターン目も攻撃せずにアシストを使っていたんだ。予定よりアシスト強化の持続が増えたためにマイティサイクロンのダメージが5発平均4300から4400まで増え、さらにバリア反撃も1050から1100まで増えたからバリア反撃が1回足りなくても超神のHP27500を削りきることができたのだ。
これはいける!!
HPが80も余っている。予定では回復してから攻撃することにしていたが、次のマイティサイクロンが半ミスするのではないかという不安が持ち上がる。80なら魂の攻撃に耐えられるだろう。そう思って回復せずに攻撃する。マイティサイクロンで4200ダメージ、よしっ、後は反重力クラッシャーを待つだけだ。「レールガン」、ズバーン、50。何っ、50?ああっ、そういえば魂の攻撃は威力よりずっと強いのだ。レールガンだけではなく、ハイパーバズーカもバルカンも。残りHPは30しかない。しまった、これでは耐えられないかもしれない。
はやる気持ちが判断を狂わせた。
ここまでか・・・
しかしここで反重力クラッシャーが!!24400ダメージを受け魂轟沈。
長かった戦いに終止符が打たれた。ターン調節する際にメモにターン経過を書いておいたのでそれを見て何回挑戦したか数えようとしたが、感動で指がぶるぶる震えて数えることができなかった。
後で数えたら179回挑んでいたことがわかった。そこから計算すると45時間ほどかかったことになる。ヒートウェイブやスポイルを試したときをあわせると軽く50時間を越えるだろう。
装備武具:ウインドシェル×4
装備技術:マイティサイクロン、強酸、アシスト、石化ガス、ファイアーバリア、サイ・リフレクター、毛繕い、しっぽ
クリア時のクーン
黒竜、HP382、素体HP52、吸収済み能力数(3+10)回
はじめに ブルー編 クーン編 T260G編 レッド編 エミリア編 アセルス編