敵ランクシステムについて
編集:リュート16たーぼさん
調査:リュート16たーぼさん、一々郎さん
1.「屋内」と「屋外」 出てくるお供の種類は、敵お供データを見てもらえれば分かるように、「メインモンスターが誰であるか」ということと「戦闘した場所が『屋内』と『屋外』のどちらであるか」ということの2つで決まります。 戦闘場所が「屋内」と「屋外」のどちらか、ということは、それぞれのマップごとに決められていますが、一部には、シンボルによって「屋内」と「屋外」が違うマップも存在します。具体的にどうなっているのかは、「マップ特性データ」をご覧ください。
2.最大お供出現数 現在敵ランクが上がった直後の状態では、お供は最大で1体までしか出現しません。つまり、お供の出現する数は、ランダムで0体または1体となります。 そこから、戦闘をこなしBP累積値が上昇すると、その「最大お供出現数」が1から2、2から3、3から4、というふうにだんだんと増えていきます。最大お供出現数が4になってからしばらく戦闘を行い、BPをいくつか入手すると、現在敵ランクが1上昇し、最大お供出現数が4から1に戻ります。 つまり、BPの増加に伴って、以下のように変化して行きます
3.ランクダウン 現在敵ランクの最大値は『9』、最大お供出現数の最大値は『4』ですが、「じゃあ、現在敵ランクが9になって最大お供出現数が4になったら、もういくら戦闘をしてBPを入手しても状態が変わらないの?」と言われると実はそうではなく、現在敵ランクが9になって最大お供出現数が4になった後、さらにBPをいくつか入手すると、現在敵ランクが9から8にダウンしてしまいます。 この現象は「ランクダウン」と呼ばれています。 ランクダウンすると、現在敵ランクは『8』、最大お供出現数は『4』の状態になり、BP累積値も、これに対応する値に下がります。この状態から少しBPを入手すると現在敵ランクはまた『9』に上がります。よって、現在敵ランクが一旦『9』になった後は、BPを入手するにつれて(現在敵ランク,最大お供出現数)が、 (9,1)→(9,2)→(9,3)→(9,4)→(8,4)→(9,1)に戻る という変化を繰り返すことになります。
4. 敵のサイズ 通常のザコ戦(変動パーティー戦闘)で出現する敵には、1種類1種類「サイズ」というものが設定されています。具体的には、サイズには「通常サイズ」、「大サイズ」、「特大サイズ」の3タイプがあります。それぞれのタイプに該当するモンスターは以下の通りとなります、 ●大サイズ・・・ヘッジホグ、ユニコーン、キマイラ、トリケプス(大)、ラバーウォーム、ゼニスマンティス、エアエレメンタル、ミミック、デュラハン、ソードアタッカー、キャンキャン、ヘルメス、スカイラブ、R&R、パープルシャドウ、マンスネーク、魚人、エインヘリアル、ベクサーク、サイバーサーカー、ゼフォン、オンディーヌ、ピンクパンチ、サイレン、ブロンズプリマ、マスカラプリマ、フレイム、ウォーター、ピンクショック ●特大サイズ・・・クラーケン、朱雀、ラミア、巨人系ランク4〜9の敵 ●通常サイズ・・・上記以外の全ての敵
上で述べているように、「ザコ戦で出現するお供の数は、0から最大お供数のランダムになる」のですが、これは「メインモンスターが通常サイズの敵の場合」において成り立ちます。「メインモンスターが大サイズの敵の場合」は、少々具合が違ってきます。 ★メインモンスターが「大サイズ」の敵の場合(どちらのパターンになるかはランダム)
となっています。この表に書かれていることをまとめると、メインが大サイズの場合には・・・
となります。 なお、上記の「お供出現パターン1」と「お供出現パターン2」は、戦闘のたびにどちらか一方がランダムに選ばれますが、その確率は均等というわけではありません。正確には、「大サイズのお供は1体目のお供にしかならない、すなわち2体目、3体目のお供に選ばれることがない」ので、大サイズのお供が出る確率は若干低めになっています。 なお、メインが大サイズでも、お供に大サイズの敵が設定されていない場合は、「お供出現パターン」は、1のみが選ばれることになります。 また、特大サイズの敵とは、言ってみれば、ただ単に「お供が出現しない敵」のことです。つまり、特大サイズの敵がメインとなる戦闘では、絶対にお供は出現しません。(単にお供が全く設定されていないだけ、とみなすこともできます)。 ちなみに、大サイズと特大サイズの敵は以下のような特徴をもっています。
つまり、「大サイズのお供が出てくるのは、メインも大サイズである場合のみ」となります。なお、これらの「サイズ」という概念は、固定パーティー戦闘では特に意味を持ちません。
5. メンバー数によるお供出現数制限 例外として、味方パーティーの総メンバー数(主人公、第2、第3パーティーなども全て含めた「仲間になっている総メンバー数」)が2人以下の場合は、「お供が0体または1体しか出現しない」という制限がかかります。つまり、最大お供出現数が『1』のときと同じような状態になる、ということです。 なお、一旦仲間が3人以上になっても、イベントなどで単独行動になったり、仲間が外れてメンバー総数が2人以下になったりした場合も、上記の例外が適用されます。
6. 戦闘員のお供 レッド編のシュウザー基地、メタルブラック基地などに出てくる戦闘員シンボルと戦うと、メインモンスターである戦闘員の他にお供がランダムで出現します。このときのお供としては、現在敵ランクが低いときはランクの低くて弱い敵が、現在敵ランクが高いときは『黒竜』や『ブッチ』などの強い敵が出現します。 よって、「戦闘員」も、「植物系」や「不死族系」などのように、1〜9のランク分けがされていて、ランクによって出現するお供が決められていいます。ただしメインである戦闘員自体の種類(強さ)はランクによって変わりません。 実は、この「戦闘員のお供」は以下のような特徴を持っています。
ただし、メインである戦闘員は通常サイズなので、獣系(屋外)のお供として設定されている「大サイズの敵」がお供として出現することはありません。すなわち、正確に言えば、
となります。 さらに、戦闘員の「ランク揺れの条件」、すなわち「ランク固定度」と「例外的ランク揺れの条件(後述)」も獣系と完全に一致します。 つまり、以上のことをまとめると、
となります (例) Q.レッド編、現在敵ランク4の状態で、シュウザー基地で普通に歩いている青戦闘員シンボルと接触して戦闘に突入した。この時、どんなお供が出る? A.レッドでは「獣系はランク固定度弱」だから、ランク揺れがあり、メインは青戦闘員ランク2、ランク3、ランク4のいずれかにランダムでなる。それぞれのランクの青戦闘員のお供は、そのランクの獣系(屋外)のお供と一致するから、それぞれ「ヘッジホグ」、「バーゲスト」、「モンキーライダー」の屋外のお供に設定されている敵で、大サイズ以外のものがお供として出る可能性がある。 よって、「お供データ」を参照すると、(ヘッジホグのお供には大サイズの敵が出るから、それを外して)
・・・が、出現する可能性のあるお供。
また、一部の戦闘員シンボルとの戦闘では、上記の理論に対して例外があります。それらの例外となる戦闘では、上記の理論において「獣系」となっているところを「昆虫系」または「鳥類系」に置き換えられます。 「昆虫系」で置き換える戦闘を「昆虫タイプ戦闘」と呼び、「鳥類系」で置き換える戦闘を「鳥類タイプ戦闘」と呼ぶことにして、今までの「獣系」のままで通用する戦闘を改めて「獣タイプ戦闘」と呼ぶことにします。 つまり、「昆虫タイプ戦闘」で出てくるお供およびランク揺れの条件は「昆虫系」のそれと一致し、「鳥類タイプ戦闘」で出てくるお供およびランク揺れの条件は「鳥類系」のそれと一致します。括弧内の数字は、解体真書のマップNo.です。 具体的にどの「戦闘員との戦闘」がこれらの例外タイプに当たるのかを以下に示します。
ちなみに、昆虫タイプ戦闘および鳥類タイプ戦闘は、全てランク上限2です。 以上のことをまとめると、 ■戦闘員シンボルとの戦闘の分類 ●獣タイプ戦闘
●昆虫タイプ戦闘
●鳥類タイプ戦闘
戦闘員との獣(昆虫、鳥類)タイプ戦闘は、屋外の獣系(昆虫系、鳥類系)との戦闘が「メインモンスターが戦闘員に置き換わった」だけ ちなみに、戦闘員がメインの獣タイプ、昆虫タイプ、鳥類タイプ戦闘のうち、全シナリオ共通で行えるのは、「クーロン裏通りのチンピラ(青戦闘員)」との戦闘(獣タイプ戦闘)だけで、レッド編以外では基本的にここだけで戦えます。なお、このチンピラとの戦闘はランク上限2です。
7. 特殊戦闘
以上の戦闘では、敵の出現する数がランダムに決定されるので、メインモンスター(最初に現れる敵)以外の敵は、一見すると通常のザコ戦と同様に「お供」として出現しているように見えるかも知れません。 ですが、これらの戦闘は「最大お供出現数」や「メンバー数によるお供出現数制限」の影響を受けませんし、なにより「必ず2体以上は出現する」ので、通常のザコ戦における「お供」システムとは関係なく、ただ単に敵の数がランダムになっているだけだと考えられます。 上記の5つの戦闘はやや特殊なので、これらをまとめて「特殊戦闘」と呼ぶことにします。 またここで、戦闘の分類について考えてみますと、全戦闘は大きく分けて、
の3つに分けられます。1と2は「変動パーティー戦闘」(基本編1の8節を参照)に当たります。「6.戦闘員のお供」で述べたシステムは、2に分類される「戦闘員がメインの戦闘」で適用されるシステムであり、1.3には関係ありません。
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