LPブレイク

LPブレイクとは敵のLPに対してダメージを与える攻撃であり、敵のHPがどれだけ残っていても、HPを減らさずにLPだけにダメージを与える攻撃です。 そしてこれは特定の技の追加効果として現れます。しかし、解体真書にはこのLPブレイクに関する正確な記述がありません。そこで、ここで説明します。 (余談ですが、サガフロンティア2のアルティマニアにはLPブレイクに関する記述があるのでそちらも参考になると思います)

LPブレイクはデスタッチやエクトプラズムネットなどのような気絶効果とは異なります。よってLPブレイクは気絶耐性のある防具による無効化はできません。

LPブレイク効果のある技の中で、味方キャラが使用可能なものには呪殺・死神がありますが、敵にLPブレイクを発生させても敵にはLPが設定されていないせいか一撃で倒してしまいます。 味方キャラがLPブレイクを有効活用するには朱雀や霜の巨人など気絶耐性はあってもLPブレイクに耐性のない敵を効率よく倒したいときなどです。

敵キャラが使うLPブレイクにはデスグリップ、ライフスティール、マグマタッチがありますが、それぞれ特徴があります。

デスグリップはメカでもくらいますが、デュラハンなど不死系のモンスターならLPブレイクは無効化できます。しかし、モンスター能力・死の属性だけをもっているモンスターではデスグリップをくらいます。 よって、デスグリップは不死系耐性による無効化が可能といえます。

ライフスティールはLPブレイクとともに最大HP分回復されてしまいます。(病魔モールはHP回復しません)メカや死の属性をもつモンスターは無効化(ミス)しますが、死の属性のない不死系モンスターは無効化(ミス)できません。しかし、死の属性のない不死系モンスターはHPは回復されてしまいますが、LPブレイクはくらいません。
ミスするのがHP吸収攻撃と同じことから、ライフスティールはLPブレイクの追加効果があるHP吸収攻撃であると考えられます。 死の属性を持つ不死系でないモンスターにミスするのは、攻撃そのものが当たらないため追加効果のLPブレイクも発生しないということです。 そのように考えると、LPブレイクとしては上述したデスグリップと同じ性質となります。

マグマタッチは死の属性、不死系耐性、メカ耐性などあらゆる耐性を無視してLPブレイクを発生させるため、デスグリップやライフスティールとは異なる性質であるといえます。

味方キャラが使う呪殺・死神は不死系モンスターには無効化されるため、デスグリップやライフスティールと同じ性質となります。