T260G編

 

 

 

タイム探検隊

タイム
「チェッ、ここのクレーターも取るもの残って無いな〜」

 

T260G
『機関部被弾、機関部被弾、戦闘続行不能。』

艦長
「シッ!リージョンに再突入できるか?」

T260G
『コントロールします。ただし、着陸は不可能です。』

艦長
「わかった。
再突入後、総員退艦。
お別れだな。」

T260G
『お元気で、艦長。』

総員退艦を確認‥‥有機体保護機能解除、↓
全エネルギーを推力に転換↓
条件変更により任務遂行不能↓
回転120

 

タイム
「カッコ悪いよ、これじゃ。せっかく生きてるコアを見つけてきたのに。」

タコおじさん
「仕方ないだろう、有り合わせで組み立てたんだ。」

ローズ
「本当に生きてたの、そのコア?」

タコおじさん
「やってみればわかる。ほれ、動かすぞ。」

ローズ
「死んでるみたいね。良かった。生きてるコアって変な癖がついてて高く売れないんだもん。」

タイム
「お姉ちゃん、こいつを   売るつもりだったの!」

ローズ
「あたりまえでしょう。コアだったら安くても1月分の生活費になるのよ。」

タイム
「やった!生きてるぞ。」

タコおじさん
「ふふ、俺様の腕だからな。」

ローズ
「ああびっくりした。まったく、癖悪そうね。」

T260G
「パーツ動作確認完了。攻撃性能最悪防御性能最悪移動性能最悪(以下エンドレス)」

タコおじさん
「なんて奴だ、生き返らせてやったのに最悪最悪って、この恩知らずめ。」

T260G
「任務確認:不能任務確認:不能(以下エンドレス)」

ローズ
「戦闘用だったみたいね。」

タイム
「戦闘用!すっげー!! すげーもん見つけちゃったぜ。」

T260G
「動作不良、修理を要します。」

 

タイム
「ボクはタイム。お前を掘り出してやったんだぞ。感謝しろよ。」

T260G
「タイム‥‥所属と階級は?」

タイム
「何だよ、それ?そんなもの知らないよ。」

T260G
「では、タイム様とお呼びします。」

タイム
「へへへ、タイム様だって、なんかてれちゃうな。」

ローズ
「バカな話してないで、そいつを連れてがらくた集めに行ってきなさい!」

T260G
「お嬢様、所属と階級は?」

タイム
「ぷぷっ、おじょう様だって!」

ローズ
「うるさいわよタイム!私はローズマリー、タイムのお姉さんよ。ローズでいいわ。」

T260G
「‥‥ では、ローズ様の方が上官なのですね?」

タコおじさん
「ハッハッハ、上官か、そりゃそうだ、ハッハッハ!」

タイム
「何だよタコおじさん、そんなに笑わないでよ。」

ローズ
「あの人はタコおじさん。機械や技術に詳しいのよ。あんたを組み立てたのもおじさんよ。」

T260G
「技術士官ですね、タコおじさん様。」

タイム
「タコおじさん様だって、ハハハ!」

タコおじさん
「おいおい、何でも様付けりゃいいってもんじゃないだろう。タコで十分だ。」

ローズ
「あんたは何て名前なの?あるんでしょう、名前ぐらい?」

T260G
「制式形式番号T260↓
認識ID7074−8782−1099」

ローズ
「何て呼ぼうか?」

タイム
「T260でいいじゃん。」

タコおじさん
「Gだ、最後にGをつけろ。俺が組み立てたんだ、俺の意見も聞け。」

ローズ
「じゃあ、T260Gね。」

 

タイム
「ネエちゃんに一人であちこち行くなって言われてるけど、もう一人じゃないし。これから探検だ、タイム探検隊だ!ボクが隊長だぞ。」

T260G
「わかりました、タイム様。

タイム
「ちがうちがう、隊長だよ。

T260G
「はい、タイム隊長。」

 

タイム
「ここはシップのはっちゃく場だぞ。ここからいろんながらくたがスクラップに運ばれてくんだ。」

T260G
『メモリ修復度0、78125% ↓
  主任務:確認不能↓
  補助任務:↓
    A級優先・主任務確認↓
    B級優先・情報収集↓
    B級優先・自己強化』

 

タイム
「ここでお前を掘り出したんだぞ!」
「お前のにんむって何なんだよ?」

T260G
「S級優先任務が存在、任務内容は情報欠落により不明。特殊状況のため任務確認がA級優先となります。」

タイム
「ふ〜ん、何だかむずかしいんだな。」

T260G
「耐久部材の腐食状況から、経過時間は3000±1000年。状況の確認を要す。」

 

タイム
「ここはとーき場さ。がらが悪いから一人で来るなって言われてるんだ。でも、時々来てるんだぜ。あ、これネエちゃんにはないしょだぞ。」

ゲン
「おお? 見かけない奴だな。」

タイム
「ゲンさん!」

ゲン
「おおタイムか。 お前のか?」

タイム
「えへへ、そうだよ。組み立ててくれたのはタコおじさんだけど、コアを掘り出したのはボクだよ。」

ゲン
「へえ〜、いい出来じゃねえか。」

タイム
「ふふん、なんたって戦闘用だよ。

ゲン
「ほ〜、じゃあ闘機にに出すのか?」

タイム
「えっ!」

ゲン
「戦闘用なら強えんだろう? よし、俺が賭けてやる、一発やってこい!」

 

受付
「出場希望者か?」
「では、さっそく闘ってもらおう!」

受付
「おめでとう、一応賞金だ。」

 

受付
「またやるのか?
では、さっそく闘ってもらおう!」

受付
「おめでとう、一応賞金だ。」

 

ローズ
「こういう事だったのね。」

タイム
「ゲッ、ネエちゃん!」

ローズ
「まったく、こんな所で遊んでるんだから。だいたい、T260Gが壊れたらどうするの!」

タイム
「‥‥大丈夫だよ、こいつ強いから。」

ローズ
「タイム! もしコアが壊れたら、T260Gは二度と生き返らないのよ。無責任なこと言わないの。」

タイム
「‥‥」

ローズ
「なに?」

カバレロ手下
「おらおら、カバレロさんに楯突く奴は、おいらがバラバラにしちまうぞ。ケヒャヒャヒャ」

ローズ
「いい加減にしなさいよ!カバレロが何だってのよ、T260G、やっちゃいなさい!」

タイム
「おねえちゃん、それムチャだよ。いくらT260Gでも、あんなヤツに勝てるわけないよ!」

ローズ
「あんた、どうなの? 勝てる?」

T260G
「命令を復唱します。敵メカを撃破せよ。」

 

隊長救出大作戦

タコおじさん
「よしっと、これで大丈夫だ。あんまり無茶するなよ!」

T260G
「ありがとうございます、タコ様。

タコおじさん
「だから、様はやめろって言ってるだろう。」

ローズ
「あんた、やるわね。そんな格好でも、やっぱり戦闘用なのね。」

T260G
「ありがとうございます、ローズ様。タイム隊長は?」

ローズ
「タイム隊長?そんな風に呼ばせてるのか。まったくタイムったら、相変わらずガキね。ああ、タイムはあんたの部品になる  物を探しに行ったわ。」

 

ゲン
「やるな、おまえ。賭けといて正解だったぜ」

ローズ
「タイムがやつらに‥‥ 連れて行かれちゃったわ! T260G何とかして!」

T260G
「何とかするとは、 どうするのですか?」

ローズ
「!!タイムを助けるのよ!」

T260G
「了解しました、ローズ様。」

ゲン
「俺も行こう。」

ローズ
「ほんと、ゲンさん!」


「お前なんかに何ができるんだ、このよっぱらいおやじが!」


「ゲンさん、行く前にツケ、払って行ってね。」

ローズ
「そんなこと、どうでもいいでしょう!早く!!」

 

T260G「‥‥」  <帽子拾って>

 

タイム
「おろせよ〜、ばかやろう! このホネヤロウめ、ゆるさないぞ!! ねえ、カッコイイおにいちゃん、おろしてよ〜」

ダエモン
「町の連中が大人しくカバレロさんの言うことをきけばいいんだ。そうしたら放してやるからな。」

タイム
「ふん、カバレロなんかに頭下げないよーだ!!この、短足、ハゲ、でぶ、ウンコたれめ!」

ダエモン
「なんだと、このガキ!」

タイム
「うっ‥‥」

スパ
「おい、死んじまったんじゃねえか?」

ダエモン
「え、う、うそだろう、そりゃやばいよ!お、おい、ボウズ、生きてるよな?」

ゲン
「タイム!」

T260G
「隊長!!」

ゲン
「お前達、タイムに何をした!!」

ダエモン
「い、いや、別に、そんなに怒るなよ。」

T260G
「‥‥隊長の生命反応を確認。」

ゲン
「そうか、生きてるか。お前達、良かったな。タイムに、もしもの事があったら、ただじゃおかんところだ。見逃してやるからどこへでも行け。」

ダエモン
「へ? そ、そうですか。」
「バカ言ってんじゃねえ!!てめえ立場がわかってんのか? ぶっ殺すぞ!!」

ゲン
「‥‥やってみるか?」

 

ゲン
「大丈夫かタイム!」

タイム
「‥‥ゲンさん? T260G‥‥」

T260G
「ご無事でなによりです、タイム隊長。」

 

T260G
「隊長、[A級優先任務:最終任務確認]の遂行を希望します。別のリージョンへの出発許可を願います。」

タイム
「ダメだよ! 隊長を見捨てるのか?!」

T260G
「任務確認が優先します。」

タコおじさん
「まあ、ここじゃ情報も部品も手に入らんしな。」

ローズ
「タイム、T260Gは私たちやボロの人達のために十分戦ってくれたでしょう。」

タイム
「わかってるよ、そんなこと!」

T260G
「隊長の許可が無ければ出発できません。」

タイム
「そんなに行きたきゃ、どこでも行けよ!」

T260G
「ありがとうございます、タイム隊長。」

ローズ
「‥‥タイム‥‥」

 

ローズ
「クズ鉄と一緒に‥‥」

タイム
「ひどいよ、ゲンさん!」

ゲン
「あいつがああしろって言ったんだ。あれならタダで乗れる。しかも金までもらえる。ほれ。」

ローズ
「T260G、私たちのために‥‥」

ゲン
「あいつはメカだから、思いやりとかそういうんじゃないだろうがな。
まあ、あいつなりに何か考えてるんだろうさ。あいつのことは俺に任しとけ。カバレロとも話をつけてくる。」

タイム
「ゲンさんでだいじょうぶかな〜」

ローズ
「お酒飲んじゃダメ!」

ゲン
「わかった、わかった。それじゃ、元気にしてろよ。」

タイム
「うん。」

ローズ
「はい。」

タイム
「かえってこいよ〜、ぜ〜〜〜ったい帰ってこいよ!!!」

 

運転手
「いやー、かわいいお子さん達ですねだんな。」

ゲン
「俺は独身だ。」

運転手
「これは失礼。しかし、子供ってのはいいもんですよ。」

ゲン
「酒はあるか?」

運転手
「シップで飲むと、酔いが早く回りますぜ。」

ゲン
「そいつは好都合だ。」

 

ゲン
「窮屈だったろう?」

T260G
「いいえ、ゲン様。」

ゲン
「‥‥お前、誰でも様付きなのか?」

T260G
「職業・階級による呼称以外は様を使用することになっています。」

ゲン
「ゲン様ねえー、まあいいか、とにかくまずはカバレロと話をつけることだ。その後はお前の好きにしろ。」

 

対決!カバレロ一家

ゲン
「おお、酒場だ!酒場だ!!」

 

中島社長
「ほー、変わったタイプのメカだな。やはり、この辺りのリージョンの技術はトリニティ・タイプとはかなり違うな。」

T260G
「私の制式形式番号はT260。何か御存じですか?」

中島社長
「何だね、それは?トリニティの新しい形式番号かい?」

T260Gは支障の無い範囲で情報を与えた。

ナカジマ社長
「記憶障害か‥‥ 君のコアは相当に古いタイプのようだね。詳しく調べてみないと何とも言えないな。ああ、私はこういう者だ。」

T260G
「(株)ナカジマ製作所 社長 中島正太郎」

中島社長
「いや、社長と言ってもね、シュライクの小さな工場だよ。うちの試作品がトリニティの技術盗難の疑いが有るとかいうんで、ほとぼりが冷めるまでシュライクを離れてるんだよ。いや、まったくトリニティの連中ときたらうるさくってね‥‥と、君には関係ないな。まあ、シュライクに行ったらぜひ寄ってくれ。何か手伝えるかもしれん。」

 

リュート
「メカが酒場で何してるんだ?」

T260G
「情報収集中です。」

リュート
「俺はよそ者でな、ここのことは詳しくないんだ。」

T260G
「では、失礼。」

リュート
「ちょっと待ちなよ。話ぐらい聞かせろよ。」

T260Gは支障の無い範囲で情報を与えた。

リュート
「へー、面白いな。謎の任務を持つ謎のメカか。 ♪♪謎が 謎を 呼ぶぜ〜〜♪♪」

 

メイレン
「なに?」

クーン
「うわー、鉄のかたまりだ!!」

T260G
「カバレロについて何か知っていますか?」

クーン
「カバレロだって、メイレン!」

メイレン
「あんたもカバレロに用があるの?」

T260Gは簡単に状況を説明した。

メイレン
「カバレロってやっぱりひどい奴ね。私たちもカバレロに用があるのよ。一緒に行きましょう。十字路を上へ行った左側にカバレロの事務所があるわ。」

 

ゲン
「おい、カバレロんとこ行くときは呼びに来いよ」

T260G
「ゲン様、質問があります。」

ゲン
「ああ?なんだ?」

T260G
「なぜ錆びたパイプでロープが切れたのですか? 解析不能です。」

ゲン
「ああ〜、あれか。あれはパイプで切ったんじゃない。」

T260G
「理解不能。」

ゲン
「どうでもいいだろう、世の中なんて解んない事だらけだ。」

T260G
「ゲン様の戦力ファクターを未知数とすると不確定要素が大きくなり過ぎます。また、無視した場合には、実戦データとの解離が大きくなりすぎ、ともに戦術立案支援機能の有効性を50%以上低下させます。」

ゲン
「難しい話をするな!酒がまずくなる。」

 

ゲン
「おい、カバレロんとこ行くときは呼びに来いよ」

「では行きましょう」

ゲン「もうちょっと飲ませろ。」

 

ゲン
「行くときは呼べって言ったろう!」

 

ゲン
「あんたがカバレロか?」

手下(右)
「何だてめえら!勝手に入ってきやがって!!」

ゲン
「ボロに手出しするのはやめてもらおうか。」

手下(中)
「ふざけたことぬかしてんじゃねえ!」

手下(左)
「酔っ払ってんじゃねえか?」

T260G
「ゲン様、話し合いに来たのではないのですか?」

ゲン
「なに言ってんだ、話をつけに来たんだ。で、どうなんだ、カバレロさんよ?」

カバレロ
「そこのメカ、もしかして、うちの連中がやられたってのはお前か?」

T260G
「はい。」

カバレロ
「そうか、そうか。よ〜くわかった。かわいい子分どものお礼はたっぷりさせてもらおう。うちのファクトリーまで来い。ぺちゃんこにしてやる!」

手下(右)
「カ、カバレロさん‥‥」

手下(左)
「に、逃げた?」

T260G
「あれが話をつけるということですか?」

ゲン
「まだ終わってない。あいつのファクトリーとかに乗り込んで、一発かましてやらないとな。」

T260G
「カバレロの待ち伏せが予想されます。」

ゲン
「わかってても行くしかないんだよ。」
「ってわけだ。ここから先は危険だ、あんた達は帰ったほうがいい。」

メイレン
「心配してくれてありがとう。でも、危険は承知の上よ。それにしてもカバレロのあの慌てよう、笑えたわ。そのメカ、いったいなんなの?」

ゲン
「まあ、秘密兵器みたいなもんさ。」

クーン
「へー」

メイレン
「そう、それは心強いわ。」

ゲン
「じゃあ、行こうぜ。」

メイレン
「秘密兵器に酔っ払いか‥‥」

 

リュート
「ワー、撃つなー」
「オレだよ、リュートだよ。お前、面白そうだからついて行こうと思ってな。よろしく頼むぜ。」

 

カバレロ
「くそー ここからが本番だ!行け!!」

 

カバレロ
「わかりました。ボロには決して手出ししません。」

ゲン
「わかりゃいいんだよ。 ところでだ、こいつがシップに乗りたがってるんだ。あんたの力で何とかしてくれよ、カバレロさん。」

カバレロ
「‥‥ハイ。シップのパスを用意します。もうどこへでも行っちゃってください。」

 

株式会社中島製作所

T260G
「何か情報を‥‥」

町の人
「そのニワトリのいる奥の方に情報端末があるから、勝手に調べろよ。」

 

の調整が必要な場合がある。また、プリセットされていない信号を入力して使用する場合も同様の調整が必要。これらの調整はオンスクリーンメニューで手動により調整することもできるが、自動調整機能を用いることにより、より効率的に行うことcorpus navium viminibus cont超古代文明の痕跡発見!? ジャングルに覆われたシンロウの奥地には数々の遺跡が眠っている。古代遺物の発見は珍しいニュースではない。ところが、今回発見されたのは、今までの遺物とは全く異なった系統のものだ。見つかったのはメカのコアに似たもの。遥か古代にトリニティの技術を越える超文明がAstaroth appears in the form of a dark angel all black and with a bloody mouth.He carries a ripercoiled about his right hand and he rides an infernal dra正規表現の流れ図は、正規表現による文字列の判定プログラムを視覚化したものである。すなわち、文字列が正規表現式にマッチするかどうかは、流れ図を左から右へ通るルートを見つければ判定できる。ただし、この方法では、文字列判定時に、すべての可能なルートをしらみつぶしにたどっていく必要がある レオナルド・バナロッティ・エデューソン(04992、73、2)マンハッタン中央研究所所属のメカ工学者。「α化理論」や「ガイズ=ベルオーク現象」を実際のメカ製作応用するなどの多くの業績をあげている。He speaks gaily of horrible things and laughs readily at pain and disease.He in exceedingly cruel.国家は政治権力の保持者であるということ、そして、一定最小限の道義的行動が国家によって他の団体人に課せられるのに、国家に道義的行動を取らせることのできる国家以上の権威が存9620(株)ナカジマ製作所【本社】シュライクボーダーエリアグレートスロープ211【大幅減益】トリニティの立ち入り調査で操業停止状態に。来期は調査の原因になった新メカも登場し業績回復見込。【役員】(社長)中島正太郎(取締)新井友行 大谷正樹 TWクー(監督)石井浩一42340080033C70006334000062AC010011041800E2

 

T260G
「情報収集終了」

T260G
「質問があります。」

>シンロウの古代文明のこと
「シンロウって、遺跡がごろごろしてるんだろう?行ってみりゃいいジャン。」

>レオナルドのこと
「知らないな。マンハッタンの奴なんだろう?マンハッタンで探せよ。」

>ナカジマ製作所のこと
「シュライクにある会社だろう。マニアの間じゃ有名だぜ。」

 

中島社長
「やあ、よく来たね。君のことを調べてあげると言ったんだが、困ったことになってね。」

社員(左)
「お前が行くか、済王陵?」

社員(右)
「無茶いうなよ。何が出るか分かんないだぜ!」

ヒロシ
「零式が動けば取って来てくれるのに‥‥」

社員(左)
「その零式を動かすデータも無いしな〜」

T260G
「状況を説明してください。」

中島社長
「ちょっと長くなるよ。トリニティの立ち入り検査の前に重要なデータをメカマウスに格納して済王陵に送り込んだんだ。あそこなら誰にも見つからないからね。検査が終わって、マウスを呼び戻そうとしたんだが、帰ってこない。」

社員(右)
「信号が届かない所まで入り込んだのかな?」

社員(左)
「そんなはずはないんだろう?やっぱり化け物がいて食っちまったのか。」

ヒロシ
「どうする?」

社員(左)
「社長、彼に頼んだら?」

中島社長
「おいおい、それはないだろう‥‥  いや、君に頼めないかな?マウスを探してきて欲しいんだ。」

T260G
「それがあれば、私の調査ができるのですね。わかりました。それでは出発します。」

中島社長
「まあまあ、そう慌てずに。この工場にも、君の役に立つ物があるかも知れん。適当に見つくろって行きたまえ。」

 

特殊工作車
「わたしは特殊工作車。メカを修理するメカです。お役に立てます。」

>役に立ってもらう。
特殊工作車
「やっと働けます。」

 

中島社長
「準備はいいかね?」

 

T260G
「目標物回収。これより帰還します。」

 

中島社長
「ありがとう、ありがとう。 さっそくデータを取り出せ。」
「しばらく待ってくれたまえ。」
「うちでは人が乗り込んで 完全変形する戦闘メカを開発していたんだよ。 コードネーム「ワルキューレ」だ。 それが、トリニティから横やりが 入ってね。人が乗るタイプはダメになった。」

ヒロ シ
「変形メカなんて時代遅れですよ。」

中島社長
「うるさい! 私は変形メカが好きなんだ!」

中島社長
「すまん。そこで、これが「ワルキューレ」の技術を応用して若い連中が試作した自律型の戦闘メカ「零式」だ。「れいしき」なんて名前、近ごろの若い連中のセンスは 理解できん!」

ヒロ シ
「「零式」起動準備完了。」

ナカジマ零式
「こんな狭い所で起動するなんて、非常識ですね〜。」

中島社長
「だれだ、 こいつの疑似人格のモデルは? ヒロシか!」

ヒロシ
「オレ、こんなしゃべり方 しませんよ。」

ナカジマ零式
「早く装備を付けてくださ〜い。落ち着かないですね〜。」

 

ナカジマ零式
「情報を交換しませんか?」

ナカジマ零式
「失われた任務ですか〜、ロ〜マンチックですね〜
私も仲間に入れてもらえませんか〜 お役に立てるとお〜もいますよ〜」

 

中島社長
「君のボディも相当古くなってるね。 改造してみるかね。」

 

レオナルド・ラボラトリー

T260G
「レオナルド・バナロッティ・エデューソンという人物の情報を求めています。」

レオナルド
「ああ‥‥」

T260G 
「御存じですか?」

レオナルド
「うん、まあね。ところで君、見かけないタイプのメカだね。どこのメーカー?」

T260G 
「タコ様に組み立てていただきました。」

レオナルド
「タコ様?個人の手作りメカなのか‥‥ よく出来てるな‥‥ 君は、レオナルドの何が知りたいの?」

T260G 
「レオナルド氏に、自分の解析を御願いしたいのです。」

T260Gは簡単に説明した。

レオナルド
「そういうことなら、レオナルドも興味を持つと思うな。案内するよ、ついておいで。」

 

レオナルド
「さあ、ここだ。そう、ボクがレオナルドだよ。君の名前を聞いていなかったね。」

T260G 
「T260Gです。」

レオナルド
「じゃあ、さっそく調べてみよう。」

 

レオナルド
「始めるよ。」

 

レオナルド
「君のコアは、現在使われているタイプのコアではないね。トリニティ・タイプとの共通点もあるんだけど、違っている所の方がずっと多いんだ。だから、これ以上はコアを分解しないと調べられないな。それにしても、君を組み立てたタコさんはすごい技術者だね。手が4、5本は無きゃ出来ない様な仕事がしてあるよ。それに、君のパーツ一つ一つに注意書きがしてあって、ボクが調べることはほとんど無いような状態だったよ。調査ついでに少しパーツを追加しておいたよ。メモリーが足りないって殴り書きがしてあったんだ。」

T260G 
「ありがとうございます、レオナルド博士。」

レオナルド
「ボクも楽しかったよ。通行証を渡しておくから、いつでもおいで。」

 

明かされる任務 

ゲン
「これはシップの残骸だぞ。それも、かなりのでかさだ。」

T260G 
「周辺環境、推定経過時間を考慮すれば、保存状態は極めて良好。微弱ながらエネルギーを感知できます。」

ゲン
「モンスターじゃねえのか?」

T260G 
「エネルギー放射パターンが違います。デファイアント・クラスのシップの補助PGのパターンです。」

ゲン
「また小難しいことを言いやがる。とにかく、何かありそうだ、ってことだな。」

 

T260G 
「エネルギー放射を感知。しかし、ここは行き止まりです。」

 

T260G 
「エネルギー放射を感知。」

 

ゲン
「この部屋は無傷だな。」

T260G 
「予備電源が稼動中。」

ゲン
「ここなら何か情報がありそうだな。」

 

検索「T260」
 ・・・
 形式番号:T260
 種別:システム・コア
 設計:KT 製造:MMW
 対RB3型用に設計された
 Tシリーズの最新型
 詳細諸元は極秘

検索「RB3」
 ・・検索項目のデータが壊れています

閲覧「日誌」
 ・・データが壊れています部分修復を行います。

@諦┛らけQへドライブ中。臨戦態勢を解き、第2警戒へ移行
HQにて任務受領。目的地へ発hヶ!χ

ダウンロード
「射撃マスタリー」
「剣闘マスタリー」
「レーザー回避」

ダウンロード中・・・↓
終了

 

ゲン
「電源が死んだな。何か分かったか。」

T260G 
「T260タイプの情報とHQの存在情報を得ました。私の任務はRB3型の破壊であることが確認されました。」

ゲン
「HQとかRB3型ってのは何だ?」

T260G 
「HQは司令部だと推定できます。RB3型については情報がありません。」

ゲン
「次の目的地は司令部か。」

 

タルタロス

ヒューズ
「マンハッタンの爆発事件、反トリニティ派のテロに見せかけた別の組織の犯行だな。」

 

ゲート門番A
「パス確認、お通りくださ‥‥ 少々御待ちください。」

ゲート門番B
「どうした? チェックグリーンだぞ。」

ゲート門番A
「でも、このパス、亡くなったレオナルドさんの発行なのよ。」

ゲート門番B
「変だな。だが、チェックグリーンだから通さないとダメだ。」

ゲート門番A
「そうね、規則だからね。」
「お待たせしました。どうぞ御通りください。」

 

レオナルド
「今そこにいるのは、T260G君だね。済まないが、そのスイッチを押してくれないか

そのまま出ようとしたとき
T260G「調査不足!!」

レオナルド
「こういう事態に備えて、自分の人格マトリックスをこのメカに移しておいたんだ。君と同じになったね。」

T260G
「何と御呼びしましょうか?」

レオナルド
「ボクはレオナルドだよ。体はメカになってしまったけれど、他は変わらないからね。君の方はどうだい?何か新しい情報は手に入った?」

T260Gは簡単に説明した。

レオナルド
「ボクも色々と調べてみたんだけど、トリニティの情報セキュリティに引っ掛かって先に進めないんだ。これ以上は、もっと中枢部に行かないと無理だね。タルタロスの内部に中央情報室が置かれている。そこへ行こう。」

 

レオナルド
「タルタロスには普通の方法では入れないんだ。このコンテナに乗って潜り込もう」

 

T260G
「開閉システムに異常あり。」

レオナルド
「これと同じものが全部で4つあるはずだ。4つともオフにするんだ。」

 

レオナルド
「あと3つだ。」

 

レオナルド
「配電盤を全部カットオフするんだ。」
「あとxつだ。」

 

レオナルド
「重要な情報は特定の端末からしか取り出せないような仕組みなんだ。やってみるよ。」

ゲン
「これ以上難しくするなよ!」

レオナルド
「ボクのパスワードではダメだね‥‥ これならっと‥‥ よし、出たぞ。

32948091283095898−309789898095907904−1−0097240859082302−95203852   3827603820343

なんだろうなこの数字の列は‥‥

ダメだ! 信じられないな〜。君の構造から情報をたどっていくと執政官クラスのパスワードがないとアクセス出来なくなるんだ。君ってすごい秘密の持ち主だね。この数字を解決する糸口があればな‥‥」

T260G
「「RB3型」との関連性は?」

レオナルド
「それはメカかい?あたってみよう‥‥ とりあえずネガティブだね。」

T260G
「「HQ」との関連性は?」

レオナルド
「司令部のこと?」

T260G
「どこかの場所、あるいは組織と推測されます。」

レオナルド
「やってみよう‥‥
「そうか! シップドライブの航行データだ!君の言う「HQ」かどうかはわからないけれど、このデータでドライブしてみれば、その先にきっと何かがあるに違いないよ。わくわくしてきたぞ。」

ゲン
「またシップに乗るのか‥‥」

T260G
「ゲン様はシップは苦手ですか?」

 

レオナルド
「やあ!元気?」

pzkwV
「先生!?メカに商売替えですか?」

レオナルド
「色々と事情があってね。」

レオナルドは店主メカに説明した。

pzkwV
「先生!ぜひ私にもついて来いと行って下さい。」

レオナルド
「どうする?」

ついて来い!
pzkwV
「これは手土産だ。」

レオナルド
「よく働くいい奴だよ。」

ついて来るな!
pzkwV
「仕方ないな。」

レオナルド
「よく働くいい奴だよ。」

 

HQ

シップ係官
「どちらまで?」

レオナルド
「HQへ行くかい?」

準備不足
レオナルド
「準備が出来たら、ここから出発だよ。忘れないようにね。」

出発準備完了
レオナルド
「レオナルドだけど、シップをチャーターしたいんだ。」

シップ係官
「レオナルド様?あなたが?」

レオナルド
「そうだよ。確認してごらん。」

シップ係官
「‥‥ ご本人ですか‥‥ どちらまで?」

レオナルド
「指定のドライブデータに従って下さい。」

シップ係官
「わかりました。さっそくシップを手配いたします。」

 

レオナルド
「すごい基地だね。トリニティが最高機密にしているだけのことはあるね。」

ゲン
「さて、すんなり通してくれるかな?」

 

T260G
「機能停止状態です。侵入したウイルスによるシステムの崩壊を防ぐために、システム自身が部分停止しウイルスを食い止めています。これから、システム内部へダイブしウイルスを除去し、機能を回復させます。皆さんはここに残ってください。」

ゲン
「オレには、そのダイブっていうヤツは出来ないのか?」

レオナルド
「可能さ。僕がその見本だよ。しかし、行った先で何かあれば、自分の体には帰れなくなる。」

ゲン
「ここまで来て、お前だけを行かすわけにはいかないさ。ガキんちょどもとの約束もあるからな。どこへでも飛び込んでやろうじゃないか。」

T260G
「了解しました。作業を行います。」
「作業終了しました。」

 

ゲン
「なんだ、普通の所じゃないか。」

T260G
「インターフェイスは有機体に適合しています。このHQには人間やモンスターもいたようです。」

 

レオナルド
「システム中枢だ。遂に秘密が明かされる時が来たぞ。」

ゲン
「レオナルドさん、なんで人間に戻ってるんだ?」

レオナルド
「ここでの姿はどうせ偽物だよ。どんな姿だってとれるのさ。」

T260G
「システムに対して、認識を要請します。」

 

適合要素として認識しました攻撃目標から削除します

 

T260G
「認識番号 ID7074−8782−1099」

 

ID確認
よく帰ってきました7074−8782−1099
ウイルスを撃退してくれたことにも感謝します
破壊されているデータがあります修復しましょう

 

ゲン
「おい、思い出したか?」

T260G
「S級優先任務・RB3型破壊を遂行します。すべての機器の優勢使用権を要請します。」

 

残存機器の確認中
機能停止中に多くの機器が何者かによって撤去されています
オメガタイプのボディ1体が残存しています
その他しべての機器の優先使用権を付与します
このHQの機能回復でRB3型も活動を再開します
速やかな任務達成を希望します

 

ゲン
「戻って来たのか?!」

T260G
「出撃します!!」

ゲン
「おい、待てよ! RB3型って何なんだ!」

 

T260G
「RBタイプはリージョン破壊兵器です。1、2型は通常の方法で破壊できましたが、3型は全く異なる製造をしており、その破壊のために私のタイプT260が作られました。」

ゲン
「リージョン破壊兵器!?」

T260G
「リージョン破壊砲による攻撃を受けると、リージョンは圧壊し混沌に飲み込まれ消滅します。3型は進路上のリージョンを無差別に破壊していきます。」

ゲン
「なんてこったい‥‥」

 

T260G
「オメガボディ、エネルギー注入中
エネルギー充填終了。」

 

T260G
「このHQの活動再開を探知して、侵攻してくるものと予想されます。」

ゲン
「それじゃ、ここをぶっ壊しちまおうぜ!」

T260G
「私の任務はRB3型の破壊です。」

ゲン
「仕方ねえな。まったく、大事になっちまったぜ。」

 

ゲン
「敵はどんなヤツなんだ?」

T260G
「形態は遭遇するまでわかりません。ただし、シップとしてのドライブ能力を持っているのは間違いありません。  こちらも接近のためにシップが必要です。」

ゲン
「接近してどうする?」

T260G
「RB3型の中枢に侵入して破壊します。」

ゲン
「簡単に言うぜ。」

 

最終兵器 

シップ係官
「どちらまで?」

レオナルド
「RB3型へ行くかい?」

準備不足
レオナルド
「準備が出来たら、ここから出発だよ。忘れないようにね。」

出発準備完了
レオナルド
「レオナルドだけど、シップをチャーターしたいんだ。」

シップ係官
「わかりました。さっそくシップを手配いたします。」

 

ゲン
「でかい‥‥ 誰がこんなもの作ったんだ。」

T260G
「RB3型自身です。蓄積されたデータから最も効果的な形態を選択し、混沌から自らを創造するのです。それが、RB3型の機能です。」

ゲン
「創造主というわけか。」

T260G
「開口部より侵入します。」

レオナルド
「大丈夫?」

ゲン
「こんな虫けら以下のシップは、逆に無視してくれてるみたいだぜ。」

 

ゲン
「ここをぶっ壊せば終わりか?」

T260G「いいえ。これから、RB3型の内部へダイブして、破壊します。」

ゲン
「内部って、ここが内部じゃないのか?」

T260G
「RB3型の本体は、どこかに隠されているコアです。コアを見つけだして破壊することは不可能です。ダイブして、内部から破壊します。それが私、T260型の機能です。」

ゲン
「それが、お前の本当の任務か。」

T260G
「はい。ゲン様は皆さんを連れて脱出して下さい。コアが機能を停止した場合の事態は予測不能です。」

ゲン
「お前な、いい加減にしろよ。HQの時もそうだったが、ここで帰れって言われて、ほいほい帰る奴はいないんだ。少しは学習しろ! さあ、さっさと終わらせて一杯やるぞ。」

T260G
「了解しました。」

 

T260G
「これより自己再生コードの分解を開始します。ここは、最も強固に守られているコードです。準備はよろしいですか。」

 

残された任務・・・

ゲン
「おい、どうした。 エネルギー切れか?」

レオナルド
「任務が終わったのさ。敵を消滅させて、彼の存在意義も消滅した。
楽しかったよ、T260G君。さようなら。」

ゲン
「おい、眠ってる場合じゃないだろう。もう一つ任務が残ってるだろうが!しゃんとしろ!
この、クズメカが!

T260G
「ゲン様。」

ゲン
「やっと御目覚めか?みんな帰っちまったぞ。」

T260G
「HQでのデータ修復時に任務処理優先ファイルがマスクされ、不正な動作を行っていました。」

ゲン
「また、小難しいことを言う。で、どうするんだ?」

T260G
「ボロへ帰ります。」

ゲン
「分かってりゃいい。それじゃあな。」

T260G
「ゲン様はボロへ帰らないのですか。」

ゲン
「俺が帰るべき場所は別にある。ガキんちょどもによろしくな。」

T260G
「認識ID7074−8782−1099
タイム探検隊所属
直属指揮官タイム隊長
総指揮官ローズマリー様
これより、原隊駐留地ボロへ帰還します。」

 

 The end 


 


セリフ集へ  トップページ

管理人へのメールはこちらです