レッド

 

アルカイザー誕生

 

バイオメカニクスの権威小此木(おこのぎ)博士

 

小此木博士
「‥‥Dr.クラインがブラッククロスの幹部と結託している証拠だ。
これを、IRPOへ持っていけば、Dr.クラインの悪事を阻止できる。」

レッド
「父さん、なぜそこまでDr.クラインの事にこだわるんだ?」

小此木博士
「彼と私は共に学んだ。だが、彼は研究のためには手段を選ばなくなっていった。
私はそれを止めることができなかった。学会から疎外されていく彼を救えなかった‥‥
私はこれ以上彼に悪事を重ねて欲しくない。あんな風になってしまっても、彼は私の友だ。」

 

レッド
「うっ‥‥ 父さん!
くそっ、ブラッククロスの奴等め‥‥」

 

レッド
「ウォーーー」

 

シュウザー
「キサマ、小此木博士の息子だな。死ね。母と妹の後を追わせてやる。」

 

アルカール
「遅かったかっ! シュウザー、私が相手だつ!!」

 

アルカール
「しっかりしろ! いかん、このままでは助からない。
おい、しっかりしろ。アルカイザー。」

レッド
「あんた一体なんだ、その格好は?
俺にもこんなもの着せて、ふざけてるのか!」

アルカール
「いいか、君の命を救うにはこれしか方法がなかった。君をヒーローにするしかなかったのだ。
君にその資格があるかどうかを細かく調べている余裕がなかった。
だが、今日から君はヒーロー「アルカイザー」だ。
ヒーローになってしまったからにはヒーローの掟に従わなければならない。
ヒーローにふさわしくないと判断されれば、消去される。
一般人に正体を知られた場合は、すべての記憶を消される。」

アルカイザー
「ヒーローは強いのか? 俺を強くしてくれたのか?」

アルカール
「ヒーローの力は正義のために使わなければならん。」

アルカイザー
「ブラッククロスの奴等をぶちのめす!」

アルカール
「復讐はいかん!正義の戦い以外に力を使えば、君は消去されるぞ。」

アルカイザー
「どのみち死んでいたんだろう。ブラッククロスだけは許さねえ!」

 

激闘!地下駐車場

ホーク
「あと3つ上げろ、よし、ストップだ。
お前も少しは使えるようになってきたな。どうした?」

レッド
「いや、ホークが俺を誉めるなんて何かあったのか?」

ホーク
「ちゃんとやれば誉めてやる到着準備までに間がある、休憩にしよう。」

 

ここはリージョンシップ、キグナス号だ。
俺は、親父の友達だったホークというおっさんに拾われて、ここで働き始めた。

ホークはキグナスの機関長で、俺は見習いだ。
あの日の事は一瞬たりとも忘れたことは無い‥‥

 

レッド
「よう、ユリア。到着したら遊びに出ないか?」

ユリア
「う〜ん、どうしようかな〜 おごってくれる?」

レッド
「え〜っ、俺が見習いだって知ってるだろう。給料安いんだぜ。」

ユリア
「いくらもらってるの?私はね‥‥」

レッド
「俺の方が安い‥‥」

「ユリア!!」

ユリア
「は〜い。 じゃあね、レッド。割り勘でもいいわよ!」

レッド
「ニヤッ」

 

ホーク
「準備はいいか?」

まだだ
ホーク
「はやくしろよ。」

いつでもいいぜ!
ホーク
「よし、リージョン進入準備だ。」

 

レッド
(ブラッククロスの奴等がこんな所で遊んでるってことはないと思うけど‥‥)

 

レッド
「ブラッククロスの戦闘員がなにしてるんだ?」

戦闘員
「キー」

バニー
「うるさい、とおっしゃってます。」

 

レッド
「ブラッククロスの慰安旅行か?」
「そんなに真剣になるなよ。」
「おい、小此木博士のご子息様だぞ。」
「無視するなよ。」
「あ、シュウザーだ!」

 

エレベーターバニー
「何なさるんです、お客様!!」

 

シュウザー
「バカどもが!カジノに遊びに来たわけではないぞ!」

レッド
「ブラッククロスが修学旅行か?シュウザー、お前がここにいるとはな」

シュウザー
「誰だ、キサマは!」

アルカイザー
「正義の使者、アルカイザー! ブラッククロスの悪党ども覚悟しろ!」

シュウザー
「キサマのようなイカレた奴に構っているほどヒマではない。」
「始末しろ。」

エレベーターに乗ろうとして
怪人
「アルカイザー、逃げるのか!」

アルカイザー
「なんだと、このヤロー!」

 

怪人
「ブ、ブラッククロスさま・・・ お力を・・・」
「ここは、不思議空間トワイライトゾーン怪人たちの能力はここでは3倍になるのだ!」

アルカイザー
(キグナスからの呼び出しだ。)
「シュウザー、次は逃がさん!!」

 

知りすぎた子供

ホーク
「準備はいいか?」

まだだ
ホーク
「はやくしろよ。」

いつでもいいぜ!
ホーク
「よし、リージョン進入準備だ。」

 

男の子上
「済王陵の入口を知りたくないかい?」

男の子下
「済王陵の入口を知りたくないかね?」

女の子上
「済王陵の入口を知りたくな〜い?」

女の子下
「済王陵の入口を知りたくない?」

 

それを知りたいのは俺達だ!

 

レッド
「ブラッククロス!!」

女の子上
「キャー」

 

アッコちゃん
「ウェーン‥‥」

怪人
「泣いてばかりで、話にならん。なんとかせんか!」

戦闘員上
「キー」

戦闘員下
「キー」

戦闘員左上
「キー」

戦闘員左下
「キー」

アッコちゃん
「何言ってるのか分かんないよーウェーン」

怪人
「ほれ、お菓子をあげるから」

 

レッド
「小さな子供を寄ってたかっていじめやがって、許せん!!アルカイザー、変身!!」

 

怪人
「アルカイザー!!」

アルカイザー
「覚えてくれたようだな。それじゃ、遠慮無くいくぜ!!」

 

アルカイザー
(キグナスからの呼び出しだ。)
 

 

襲撃!パイレーツ

ホーク
「準備はいいか?」

まだだ
ホーク
「はやくしろよ。」

いつでもいいぜ!
ホーク
「よし、リージョン進入準備だ。」

 

ユリアを無視した場合
ユリア
「ヒドイわ、レッド。私を無視するの!」

レッド
「ゴメン。」

レッド
「こんな所で何してるんだ、ユリア?」

ユリア
「ああ、レッド、ちょうど良かった。大変なものを見つけちゃったの!」

レッド
「なんだよ、ゴキブリでもいたのか?」

ユリア
「違うわよ!いいからちょっと来て。」

 

ユリア
「この段ボール箱の中身を見てよ。」

レッド
「いいのか、そんなことして?
これは武器だぞ。
こっちもだ。まさか、これ全部か!どこかで戦争でも始めようってのか?
キグナスはいつから武器運搬シップになったんだ?このマークは?」

ユリア
「BUCCIよ。新しい型のバッグが出たの。ちょっと見てみたくて。そしたら、中に‥‥」

レッド
「怪しいな。ユリア、このことは誰にも言うなよ。」

ユリア
「うん。ホークにも?」

レッド
「じゃあ、おっさんには話をしといてくれ。俺は荷主を調べてみる。」

ユリア
「危ない事しないでよ、レッド。」

 

レッド
「社長に会いたい。」

受付
「おはようございます。どちら様でしょうか?」

レッド
「えーと、レッドだ。キグナス号の。」

受付
「キグナスのレッド様‥‥ 申し訳ございませんが、本日の面会者リストに御名前がございません。」

レッド
「話があるんだよ、キグナスの積み荷のことで!」

守衛
「来い。」

レッド
「放せよ!」

ヒューズ
「社長に会いたい。」

受付
「おはようございます。どちら様でしょうか?」

ヒューズ
「IRPOの者だ。2、3聞きたいことがあってね。な〜に、時間は取らせないよ。」

受付
「お待ち下さい。」
(受付です‥‥ええ、パトロールの‥‥本物です‥‥ ‥‥あ、はい。)
「そちらのエレベターをご使用ください。」

ヒューズ
「サンキュー、かわいこちゃん。
おい、来いよ。俺の助手なんだ、放してやってくれ。」

 

キャンベル
「何の御用かしら、ぼっちゃん?」

レッド
「お前に聞きたい‥‥」

ヒューズ
「お前はオマケなんだ、黙ってろ。」
「ミス・キャンベル、あなたの取引相手の事でうかがいたいことがあります。
クーロンのシーファー商会、どういう会社ですか?」

キャンベル
「なぜ当社に?先方に直接問い合わせてはいかがです?」

ヒューズ
「それが、クーロンのその会社、存在しないんですよ。連絡もつかない。」

キャンベル
「まあ、不思議ですわね。」

レッド
「とぼけるなよ!!」

ヒューズ
「黙ってろと言ったはずだ。2度言わすな。」
「そんな怪しい会社とも取引を?」

キャンベル
「注文があり代金が振り込まれれば、どんな方でも私どものお客様です。
伝票があります。お見せしましょう。」

ヒューズ
「それには及びませんよ。また寄らせてもらいます」

キャンベル
「いつでもどうぞ。素敵な殿方は歓迎しますよ。そちらのぼっちゃんは大丈夫かしら?」

レッド
「‥‥」

ヒューズ
「行くぞ。」

 

レッド
「これじゃ、何にもわかんないぜ。いいのかよ、おっさん!」

ヒューズ
「おっさん!? まだ若いつもりだがな〜
まあ、これでどう出るかだな、キャンベル社長が。」

 

船員(下)
「未確認シップ急接近、衝突コースに入ります。」

船員(中)
「コンマ1回避、エマージェンシーパルスで警告!一体どこのヘタクソだ。」

船員(下)
「回避パターンに追随してきます!進路を押さえています。」

船員(中)
「パイレーツシップか! 緊急事態発令、全乗客・乗員を速やかに固定位置に。」

船員(上)
「前方シップよりパルス入電。ミニマムドライブまで減速せよと。」

船員(中)
「コンマ5最大減速後、コンマ3回避それから1コンマ0の緊急出力で振り切る。」

船員(左)
「パターン準備完了。カウントダウン開始します。」

船員(右)
「攻撃です!」

船員(中)
「カウントダウン停止。ミニマムドライブまで減速。」
「クソッ!」

 

ホーク
「出力が落ちた。やつら、乗り込んでくるぞ。」

レッド
「ここにも来るかな?」

ホーク
「機関室を見落とすほど間抜けなパイレーツなら有難いがな。」

レッド
「来た!」

 

(レストラン側から来た)パイレーツ
「おっと、そこまでだ。」

レッド
「ホーク!」

ホーク
「俺はいい、こいつらをやっつけちまえ!」

 

ホーク
「すまん、レッド。」

レッド
「仕方ないさ。しかし、こいつらの狙いはなんだ?」

パイレーツ
「しゃべるんじゃねえ!」
「ふげ」

ヒューズ
「積み荷さ。あの武器が狙いだろう。」

ホーク
「パイレーツが武器密輸の情報をつかんで襲ってきたのか。」

ヒューズ
「ああ。だが、その情報を流したのは、あの女さ。たいした悪だぜ。」

レッド
「キャンベルがパイレーツを使って、証拠を処分しようとしてるのか!」

ヒューズ
「そういうことさ。ここは頼むぜ、おっさん。」

ホーク
「この奥からレストランの裏へはい上がれる。
あのパトロールもそこから来たんだろう。」

ヒューズに話しかける前に船倉の前へ出ようとして
ヒューズ
「おい!船倉の前はパイレーツでいっぱいだぜ。」

 

ヒューズ
「やつらはブリッジを占拠している。乗客もどこかに捕まっているだろう
急がないと倉庫の荷物も処分してしまうだろう。」

レッド
「とにかくやつらをやっつければいいんだろう!」

ヒューズ
「‥‥この中はお前の方が詳しいからな。やり方はお前に任す。」

 

レッド
「ユリア、無事だったか!」

ユリア
「レッド!! 助けに来てくれたの!ホークは無事?」

レッド
「ああ、おっさんは大丈夫だ。他の人たちは?」

ユリア
「分からない。でも、パイレーツの目的は積み荷みたいだから、部屋に閉じ込められただけみたい」

レッド
「それじゃあ、ここでじっとしてな。」

ユリア
「レッド、気をつけてね。」

 

BJ&K
「異常ありません。」

レッド
「異常大有りだろう!ちょっとついて来い!」

 

ヒューズ
「ほー、お前が乗ってるとはな、ルーファス。」

ルーファス
「腕利きパトロールが何をしている?さっさとシップを取り戻せ。」

ヒューズ
「今やってるところだ。どうだ、協力しないか?」

ルーファス
「連れが奴等に捕まったようだ。協力させてもらおう。」

レッド
「おっさん同士で、勝手に話を進めるなよ!」

ヒューズ
「まあ、そう言うなよ。結構使える奴だぜ。」

ルーファス
「君は?」

レッド
「レッドだ。」

ルーファス
「よろしく頼むよ、レッド君。」

 

白薔薇
「厄介なことになりましたね。」

アセルス
「大人しくしてるしかないよ。」

レッド
「アセルス姉ちゃん?」

アセルス
「誰?」

レッド
「やっぱそうだ。俺だよ。烈人、おこのぎ れっと」

アセルス
「ああ〜、小此木先生とこの烈人君か!
大きくなったな〜。全然分かんなかった。でも、目の辺りなんか変わってない感じ。」

レッド
「良く遊んでもらったもんな〜。姉ちゃん、全然変わってないよな〜
髪の色は緑じゃなかったけど‥‥
ちょっと待て、変だぞ。どう見ても高校生ぐらいだ!
もう10年以上前の話だ。キサマ、一体何者だ!」

白薔薇
「待って。この方は本当にアセルス様です。
複雑な事情があって、十数年も年を取らずに眠り続けていたのです。」

レッド
「そんな眠り姫みたいな話を信じろって言うのかい?」

ヒューズ
「今は、そんな話をしている場合じゃないだろう?」
俺はパトロールのヒューズ。ここでじっとしているように。」

アセルス
「どこへ行くの!」

レッド
「キグナスを取り戻すんだ。」

アセルス
「私たちも行くわ。烈人君を放っておけない。」

ヒューズ
「映画やドラマじゃない。実戦なんだ。」

アセルス
「私も戦える‥‥」

レッド
「わかったよ。一緒に行こう。」
(誰にだって人に言えない秘密があるもんだよな‥)

 

ヒューズ
「あれ、あんたがやったのかい?強いね。ちょっと協力してもらえるかな?」

ブルー
「関わり無いな。」

レッド
「シップが動かなきゃ、困るだろう!」

ブルー
「‥‥そうだな。わかった。」

ヒューズ
「俺はヒューズ。こいつはレッドっていうんだ。あんたは?」

ブルー
「やはり、やめた。」

レッド
「なんでだよ!?」

ブルー
「貴様の名前が気にくわん。」

ヒューズ
「赤が嫌いなのかな?」

ブルー
「早く出て行け。」

 

偽ユリア
「まだ捕まっていない乗客がいたのね。」

パイレーツ
「BINGO!!」

 

ヒューズ
「おい!こんな所から行ったら、狙い撃ちだぜ。他に通路はないのかよ?」

レッド
「この下にも非常用の通路がある。でも、ドライブ中はここしか使えない。」

ヒューズ
「強行突入かよ、やばすぎるぜ。」

レッド
「いや、下の通路で行けるかもしれない。
ホークが短時間ならシップの外に出られるって言ってた。」

ヒューズ
「ちょっと待てよ。混沌に飲み込まれるのはゴメンだぜまだ、敵の弾の方がましだ。」

レッド
「俺にも難しいことはわからないけどキグナスの周りにはリージョンのようなフィールドが張られてるんだ。
そのフィールドがキグナスを混沌から護ってるらしい。」

ヒューズ
「わかったよ。突っ走りゃいいんだろう」

レッド
(準備いいか、レッド?)

 

上から行った場合
ノーマッド
「やっちまいな!!」

ガンファイター
「飛んで火に入るナントヤラはこのことだな」

ノーマッド
「ジ・エンドだね。」

 

ノーマッド
「ブツの積み荷はまだ終わらないのかい!」


「もう少しです、お頭。」

乗員
「!!」

ヒューズ
「パトロールだ!全員動くな!」

ノーマッド
「こいつらどこから沸いて出たんだい!やっちまいな!!」

 

カモフック
「やられたカモ・・・下っぱカモーン」

ヒューズ
「ボスが逃げた、追うぞ!!」

 

ヒューズ
「逃げられちまったな。積み荷も奪われて証拠は消滅だ。
あとはあのパイレーツを取っ捉まえて吐かせるしかない。」

レッド
「ヒューズ!あれはなんだ!!」

ヒューズ
「ブラックレイ‥‥実在するのか‥‥ブラッククロスの戦闘シップ‥‥」

レッド
「キャンベルとブラッククロス‥‥」

 

巡礼者

BJ&K
「異常発見。特殊な‥‥」

レッド
「それ以上言うな!」
「絶対しゃべるなよ。もししゃべったらお前をぶっ壊す。
俺の側から離れるな、離れたらぶっ壊す。」

BJ&K
「命令内容が不正ですが、私も壊されたくはありません。命令に従います。」

 

ホーク
「準備はいいか?」

まだだ
ホーク
「はやくしろよ。」

いつでもいいぜ!
ホーク
「よし、リージョン進入準備だ。」

 



クーロン
レッドはブラッククロスの情報を求めて歩き回っていた

 

下の男(モヒカン)
「おい、あの頭、見ろよ!」

右の男(小悪党)
「鳥の巣か?」

上の男
「サボテンだろ!」


「ハハハ」 


「ハハハ」


「サボテン君、遊んでかない?」

小悪党
「おい、オレらが遊んでやるって言ってるんだ、何とか言えよ!」

上の男
「そんな言い方したらビビッて逃げちゃうよ。弱虫君なんだから。」


「ハハハ」 


「ハハハ」 


「ハハハ」

 

レッド
(昔のオレなら、蹴り入れてたな。オレも大人になったということか‥‥フッ)

 


「サボテン君戻って来たよ。」

上の男
「おひゃ、らいふえげ」

レッド
(こいつら、ヤクやってやがるな‥‥)

悪党男
「ウゴ、ググッげ」


「キャー」

上の男
「どうしらんあ おまー」

 

レッド
「一体どうしたんだ?」

モヒ男
「あ、新しいブツを買ったんだよ、そ、そしたら‥‥」

レッド
「誰から買ったんだ!」


「あ、あいつよ!」

 

レッド
「キグナスの中ならこっちのもんだぜ!」
「くそー、逃げられたか‥‥」

 

ホーク
「準備はいいか?」

まだだ
ホーク
「はやくしろよ。」

いつでもいいぜ!
ホーク
「よし、リージョン進入準備だ。」

 

レッド
「巡礼達がどこへ行くか知らないか?」

メタルブラック
「彼らは自らの心の不安を求めてこの地にやってくる。彼らの目的地は心の中にあるのだ」

レッド
「メカのくせに哲学的なことを言うんだな。」

メタルブラック
「古人は言った。石には石の心があると。ならば、メカにもメカの心があって然るべきだ。
だが、メカであるこの私には、自分の心が見えてこない。
心を求めれば求めるほど、己の中には心が無いことを確信することになる。これは虚しい。」

レッド
「なんか眠くなってきたぞ。それじゃ、急ぐんで。」

メタルブラック
「待ちたまえ、若者よ。君はブラッククロスのことが聞きたいのだろう。」

レッド
「何か知ってるのか!‥‥なぜわかった?」

メタルブラック
「自分の心は見えずとも、他人の心は読みやすいものだ。
ブラッククロスには4人の幹部がいる。四天王などと呼ばれ、己を見失った愚か者ぞろいだ。」

レッド
「四天王‥‥もっと詳しく教えてくれ!
クソー、こんなときに‥‥」

 

 

Dr.クラインを追って

 

ホーク
「準備はいいか?」

まだだ
ホーク
「はやくしろよ。」

いつでもいいぜ!
ホーク
「よし、リージョン進入準備だ。」

 

受付
「仮面を着けてない人は出られませんよ。」

 

レッド
「ちょっと待ってて」

BJ&K、コットン
(遅い‥‥)

 

受付
「リングネームは?」

アルカイザー
「レ‥‥レ、レ、‥‥」

受付
「レレレですね。では、どうぞ。」

 

ベルヴァ
「ふっ、だいたい見切らせてもらった」

 


「見事、見事だぞ!」

 

あれは、Dr.クライン!!

 

アルカイザー
(Dr.クラインを追うんだ!)

 

アルカイザー
「Dr.クラインはどこへ行った!!」


「その様な招待客がおったかのう?」

 

ゴブリン
「ここは立ち入り禁止だぞ。知らなかったのか?」

アルカイザー
「Dr.クラインはどこへ行った!」

ゴブリン
「Dr.クラインは、もうここにはいない。Dr.を追っているとは、貴様、パトロールか?」

アルカイザー
「そんなものは関係ない、邪魔するな!」

ゴブリン
「そうか、では殺しても問題ないな。死ね。」

 

アルカイザー
「どこかに隠し通路があるはずだ!」
(キグナスからの呼び出しだ‥‥くそ、帰るしかないか‥‥)

 

ホーク
 「準備はいいか?」

レッド
「       」

ホーク
「どうした?」

レッド
「ホーク、俺、キグナスを降りる。」

ホーク
「やはり、行くのか。」

レッド
「世話になったよ。」

ホーク
「ユリアには言ったのか?」

レッド
「いや、なんか照れ臭いし‥‥」

ホーク
「そうだな、二度と会えないわけでもない。頑張れよ。」

 

遺跡の罠

ドール
「あのー、遺跡探検の方ですか?」

レッド
「いや、違うけど。」

ドール
「そうですか。実は、弟が遺跡探検から帰ってこないんです。」

レッド
「それで、遺跡に行く人を探していたんですね。わかりました。ボクが行きましょう。」

ドール
「本当ですか! 私も一緒に行きたいんですが。」

レッド
「いいですよ。でも危険ですよ?」

ドール
「ええ、覚悟してます。」

 

ヴァルキリー(槍)
「ちょっと、」

ヴァルキリー(剣)
「無視しないで。」

ヴァルキリー(槍)
「あたしたち、」

ヴァルキリー(剣)
「あたしたち、」

ヴァルキリー(槍)
「強いわよ。」

ヴァルキリー(剣)
「とってもね!」

 

ヴァルキリー(槍)
「あたしたち、」

ヴァルキリー(剣)
「あたしたち、」

ヴァルキリー(槍)
「弱いのね。」

ヴァルキリー(剣)
「悲しいわ。」

 

先頭
「よし、今のうちだ」

 

ベルヴァ
「ここまで来るとは相当な強者だな。強力な改造戦士になりそうだ。ふふふ」

レッド
「キサマ何者だ!」

ベルヴァ
「ブラッククロスの四天王ベルヴァ様よ!」

レッド
「この遺跡は、やはりブラッククロスのワナだったのか!!」

ベルヴァ
「そうよ、小僧。遺跡探検に来る連中を捕らえて改造戦士にするのだ。
中には、使い物にならん貧弱な連中もいるが、そういう奴等にも戦闘員として、われわれブラッククロスに役立ってもらっている。フハハハ」

<ドールがいない場合>
レッド
「笑っていられるのも、ここまでだ。行くぞ、ベルヴァ!!」

<ドールがいる場合>
ドール
「笑っていられるのもここまでよ。リージョン指名手配20348号ブラッククロス幹部ベルヴァ、逮捕します。」

ベルヴァ
「パトロールか!」

レッド
「あんたパトロールだったのか!」

ドール
「そうよ、レッド君。あなたのことはヒューズから聞いてるわ。その頭、すぐわかったわ。」

レッド
「あのおっさんめ‥‥」
「おっと、ベルヴァ、ブラッククロスのことをゆっくり聞かせてもらうぞ!」

ベルヴァ
「ほざけ、小僧め!来い!!」

<戦闘勝利の場合>
ベルヴァ
「技を見切ったぞ!次がお前の最後だぞ」

レッド
「待て、ベルヴァ!!」

 

<罠にかかった場合、ベルヴァに敗北した場合>
レッド
「ここは‥‥どこだ?」
「どこへ連れていく!」

レッド
(く、改造する気か!)

戦闘員
「キー」
[おお、強そうなのが出来たぞ]

戦闘員
「キー」
[俺、まだ何もしてないよ]

戦闘員
「キー」
[アルカイザーだ、やっつけろ]

 

<ドールを仲間にしていない場合>
ドール
「アルカイザー!」
「ありがとう。わたしはドール、IRPOの捜査官よ。さあ、ベルヴァを逮捕しに  行きましょう。」

<ドールを仲間にしていた場合>
ドール
「アルカイザー!」
「ありがとう。ねえ、レッドっていう子、知らない?」

アルカイザー
「彼なら大丈夫だ。」

ドール
「そう、良かった。行きましょう、今度こそベルヴァを捕まえないと。」

 

<レッドが特別席から行った場合>
ベルヴァ
「小僧、降りてこい!」

<レッドが下から行った場合>
ベルヴァ
「きたな、小僧。今度は決着をつけてやる来い!」

 

<遺跡の罠で捕らえられた場合>
アルカイザー
「遺跡の宝物で冒険者を誘い、捕らえて改造していたんだな。」

ベルヴァ
「そのとおりだ。ブラッククロスの戦士を造り出していたのだ。
だが、こうなってしまっては、この基地の役割も終わりだ。
最後に、お前の墓標としてやろう、アルカイザー!!」

 

<ベルヴァに捕まった場合>
ベルヴァ
「アルカイザー、貴様か! 我が基地をめちゃめちゃにしおって!」

アルカイザー
「ベルヴァ、お前の悪事も終わりだ。Dr.クラインはどこだ?
ブラッククロスの本拠地はどこにある?」

ベルヴァ
「アルカイザーよ、ブラッククロスの四天王をなめるな!
貴様の技は仮面武闘会で見切った。俺には通用せんぞ!」

 

ベルヴァ
「お遊びはこれまでだ!」

 

ドール
「私はIRPOのドール。あなた、王宮の崩壊に関係あるわね?」

レッド
「俺は関係ないよ。きっとアルカイザーがやったんだ。
王宮はブラッククロスの四天王ベルヴァの基地だったんだ。」

ドール
「まあ、いいわ。ベルヴァを捕らえられなかったのは残念だけど。
それにしても、無茶する子ね、ヒューズから聞いたとおりだわ。」

レッド
「おっさんの知り合いか?」

ドール
「ブラッククロスを追う間は同行させてもらうわよ。」

 

妖艶なる美女 

ヒューズ
「お、来たな。待ってたぜ。キャンベルの化けの皮を剥がしに行こうぜ。」

 

レッド
「社長に会いたい。」

受付
「おはようございます。」

レッド
「邪魔するな! 力ずくでも通らせてもらうぞ!!」

 

キャンベルです。御通ししなさい。
ようこそ。小此木博士のおぼっちゃま。

 

<ヒューズがいない場合>
レッド
(あいつ、やはりブラッククロスの一員か。父さんのことも俺のことも知っている。
必ず、正体を暴いてやる!!)
「上に、何かいる!」

「上か!!」

 

<ヒューズがいる場合>
レッド
「あいつ、やはりブラッククロスの一員か。父さんのことも俺のことも知っている。
必ず、正体を暴いてやる!!」

ヒューズ
「上に、何かいる!」

ヒューズ
「レッド、上だ!!」

 

エレガ
「エレベーターが故障です。申し訳ございません。」

レッド
「ブラッククロスの仕業だ!君は早く逃げろ。」

エレガ
「そうは参りません。お客様の御世話をするのが私の仕事ですから。」

「キャー」

 

エレガ
「よくここまでご無事で。ぜひ受け取って頂きたい物があるのです。」

いただきます。
レッド
「電撃砲だ!」

エレガ
「お気を付けて。」

こいつ怪しい!
エレガ
「ヒドイ!!お客様のためを思ってここまで来たのに‥‥許せないわ!!」

 

レッド
「キャンベルはどこだ!」

黒服
「住居不法侵入だぞ、キサマ。排除する。」

レッド
「明かりが点かない!」
(よし、今のうちに変身だ!)

?(アルカイザー)
「こっちだ!!」

 

ヒューズ
「お、来たな。キャンベルの化けの皮を剥がしに行こうぜ。」

レッド
「もう終わったよ。」

ヒューズ
「何だって!」

レッド
「キャンベルはブラッククロスの四天王アラクネだったんだ。」

ヒューズ
「予想はしてたさ。しかし、俺を置いて行きやがって、ふざけたガキだぜ。
見張ってないと何するかわからんな。」

 

正義と復讐 

アニー
「あ!その頭、間違いないわ。」

レッド
「いきなり何だよ?」

アニー
「あんたでしょう、ブラッククロスのことをいろいろと調べていたのは。
いい情報持ってんのよ、買わない?」

レッド
「内容と値段次第だな。」

アニー
「シュウザーの情報よ。」

レッド
「聞かせてくれ!」

アニー
「あたし、おなか空いてるんだ。この店、おいしいんだよ。」

レッド
「わかったよ。」

 

レッド
「それで、どういう情報だ?」

アニー
「ちょっと待って、デザート選ばなきゃ。」

レッド
「いい加減にしろよ。食い逃げする気じゃないだろうな?」

アニー
「口のききかたに気をつけたほうがいいよ、坊や。あんたみたいなガキんちょに、タメ口きかれて我慢できるほど大人じゃないんだよ、あたしは。で、なんでブラッククロスの情報が欲しいの?」

レッド
「家族の仇だ。父さん、母さん、妹、みんな奴等に‥‥」

アニー
「そう。ヒドイ話ね‥‥そういうのって、我慢できないな。でも、これはビジネスだからね。
シュウザーの基地の場所を知っているの。そこまで案内できるわ。
情報料と道案内で、こんだけでどう?」

レッド
「高いな。これくらいでどう?」

アニー
「え〜、いくらなんでもそれじゃ
あんたの事情も考えて、これでどうだ。」

レッド
「それぐらいなら、何とかなるな。」

アニー
「OK、交渉成立ね。」

 

アニー
「準備いい?」
「裏通りをずっと行って、地下鉄の跡まで行くのよ」

 

ルーファス
「いらっしゃいませ。」

アニー
「ねえルーファス、ちょっと聞いてよ。」

アニーはルーファスに説明した。

ルーファス
「それがどうかしたのか?」

アニー
「やっぱりそういう反応ね。相談したあたしがバカだったわ。」

ライザ
「この機会にブラッククロスを叩いておくのも選択肢の一つだと思うわ。」

ルーファス
「甘いなライザ。敵の戦力分析も出来ていないんだぞ。」

ライザ
「今回はそれでいいのよ。主役は彼。私たちは脇役でいいんじゃない?」

ルーファス
「偵察ということか。よし、メンバーを決めよう。」

アニー
「一人はあたしね。」

ルーファス
「では、あと一人だ。」

ルーファス
ルーファス
「ライザ、あとを頼むぞ。」

ライザ
「いらっしゃいませ。」
「油断しないでね」

ライザ
ライザ
「私はライザ。よろしくね、レッド君。」

ルーファス
「いらっしゃいませ。」
「油断するなよ。」

 

アニー
「こっちよ。」

アニー
「ここを渡るのよ。楽勝でしょう?」
「さあ、渡って!」

レッド
(渡れるかな‥‥?)

アニー
「もう、どこ触ってんのよ!行くわよ。」

レッド
(う〜ん、でかい。)

 

アニー
「この上がシュウザーの基地よ。」

レッド
「ありがとう。約束の情報料だ。」

 

レッド
「なんでついてくるんだ?もう、金はないぜ。」

アニー
「ここからはボランティアよ。」

 

レッド
「シュウザー!!」

シュウザー
「誰かと思えば、小此木の小僧か!
このシュウザー城を突破してきたことは誉めてやろう。だが、ここが貴様の墓場だ!」

 

シュウザー
「なかなかやるなっ、だが…」

 

シュウザー
「あばよ、残念だったな、ハハハハハハ」

レッド
「待て!シュウザー!!」

 

シュウザー
「まったく、しつこい奴らだったぜ。」

 

逃げられると思っているのか!

 

シュウザー
「だ、誰だ!」

アルカイザー
「ブラッククロス四天王シュウザー、キサマは様々なテロ活動でブラッククロスの力を誇示し、恐怖をばらまいてきた。そのために多くの罪も無い人々が巻き添えになって命を落とした。その所業、許すわけにはいかん!覚悟しろ!!」

シュウザー
「は!この世に罪が無い人間などいるものか。能書きはいい、かかってこいアルカイザー。
キサマを血祭りに上げ、四天王のトップに立ってやる!」

シュウザー
「オレ様の頭には、小此木の脳が埋め込んであるんだ!
やれるか、アルカイザー!オレ様をやれるか!!」

 

鋼の侍 

ラビット
「メタルブラックの基地を探索中です。」

レッド
「それじゃ、ついて来てくれ!」

 

ラビット
「この裏に空間があります。」



レッド
「麻薬製造釜だな。ここを爆破しよう!」
「よし、準備完了だ!」

 

メタルブラック
「我が基地を破壊するとは、見事な腕前。一手御手合わせ願おう。」

 

潜入!ブラックレイ 

レッド
「キグナスからの呼び出しだ!何かあったのか!?」

 

シップ係官
「どちらまで?」

レッド
「キグナスの乗員です。」

シップ係官
「キグナスへ戻りますか?」

 

レッド
「何かあったのか、ホーク?」

ホーク
「ブラッククロスの戦闘員のユニフォームを手に入れた。何かの役に立つだろう。」

レッド
「いったいどうやって‥‥ まあいいか。
これで奴等の巨大シップ、ブラックレイに乗り込んで、そのままブラッククロスの本拠地へ突入してやる!
ありがとよ、ホーク。」

ホーク
「レッド!」

レッド
「分かってるよホーク。お互い、言えないことが多すぎるよな。」

 

レッド
(あれはメタルブラック?!俺が京で倒したはずだ‥)

 

今のは進入者だ、捕らえよ!!

 

レッド
(クソッ、バレたか! だが、ブラッククロス基地に着くまでは捕まるわけにはいかないんだ!)

メタルブラック
「逃がさん!!」

メタルブラック
「お前達を、ブラッククロス基地へ入れるわけにはいかん。ブラックレイ、自爆スイッチオン!」

 

1番目
「アルカイザー!」

アルカイザー
「やあ、私もブラックレイに密航していたんだよ。では、ブラッククロスを叩き潰しに行こう。」

2番目
「レッドが来てない。」

アルカイザー
「彼なら大丈夫。ケガをしていたので、私が安全な所に連れていった。」

 

レッドが一人の場合

アルカイザー
「間一髪、脱出できたぜ。あとはブラッククロスの野郎を叩きのめすだけだ!」

 

レッド
(!!母さん、藍子!!無事だったのか!!

藍子
「イヤ、来ないで!!」

アルカイザー
「あい‥‥ 安心して、私はアルカイザー。怪しい者じゃない。ブラッククロスの首領を倒してくるからここで待っていて。」

レッド
(良かった、本当に良かった。)

 

藍子
「怪しいわ‥‥」

 

母親
「あの、これを。」

アルカイザー
「この鍵は?」

母親
「Dr.クラインが持っているようにと。」

アルカイザー
「Dr.クラインが‥‥ ありがとう。」

母親
「無理なさらないでね。」

 

首領
「来たな、アルカイザー。ブラッククロスに対するこれまでの数多くの不遜な行為、許すわけにはいかん!
ブラッククロスの首領である私が自ら鉄槌を下してくれるわ!!」

 

レッド
(やったよ、父さん。ついにブラッククロスを倒した!)

Dr.クライン
「お見事、流石はアルカイザー。我が改造物たちをことごとくなぎ倒しただけのことはある。」

アルカイザー
「Dr.クライン! 首領は倒した、ブラッククロスはもうおしまいだぞ!」

Dr.クライン
「はははははは、首領?さっきのあれか? 
確かに、この間まで、あれは首領だった。だが今は、私がブラッククロスを指揮している。
前首領にも改造を施してみたが、元が悪くては改造も効果が無いと証明しただけだったな。」

アルカイザー
「Dr.クライン、お前の悪事もこれまでだ。おとなしく裁きを受けろ!」

Dr.クライン
「それは彼らと戦ってからにしてもらおう。出でよ、四天王!!」

Dr.クライン
「ふむ、あ奴等のボディでは、二度の改造には耐えられなかったか‥‥」

アルカイザー
「悪あがきはよせ!」

Dr.クライン
「しかし、これは違うぞ。我が最高傑作、メタルブラックだ!
お前との戦いの分析の結果、お前の能力をコピーするのが最強であるという結論に達した。
二度の戦いの記録がメタルブラックを最強のバージョン3として甦らせたのだ!」

メタルブラック
「アルカイザー、決着をつけよう。
傷ついたお前を倒しても最強の証明にはならん。Dr.クライン、アルカイザーを回復させて下さい。」

Dr.クライン
「相手の弱みに付け込めないのが、メタルブラックの最大の弱点だ。だが、その心を失っては最強にはなれん。」

アルカイザー
「・・・メタルアルカイザーお前は強かったよしかし間違った強さだった」

Dr.クライン
「信じられん‥‥ お前の力の秘密はなんだ!私は、私は、ウォー」

 

I am the real
Master of BlackCross.
I contorol everything
I rule everyreagion
You shall die!

 

さらば、アルカイザー… 

レッド
「母さん、俺がずいぶん世話になったホークだ。父さんの友達だったんだ。知ってるだろう?」

母親
「ホークさん? 初めまして、小此木の家内でございます。主人とは古い御知り合いですか?」

ホーク
「ええ、まあ。」

母親
「わざわざおいで頂いてありがとうございます。息子が御世話になりましたそうで」

ホーク
「私は何も。彼は立派でしたよ。」

母親
「お前を誉めてくれる人がいるなんて知らない間に大人になったんだね。」

レッド
「やめてくれよ、母さん。恥ずかしいだろう。俺、ホークと話があるから先に行ってて。」

レッド
「ホーク、俺は‥‥」

ホーク
「レッド、向こうを向いて目をつぶれ。」

レッド
「なんだよ、」

ホーク
「いいから。」

アルカール
「アルカイザーよ、君からヒーローの力をはく奪する。」

レッド
「なぜだ、アルカール!」

アルカール
「サントアリオのヒーロー委員会の決定だ。さらばだ、レッド。」

 

ホークさんは?

帰ったよ。

何かあったの、お兄ちゃん?

別に。それより、おいしいもの食べに行こう。

わたし、アイスが食べたい。

もう、二人とも。まだ子供ね。

 

The End

 

*****

 

ここに悪は滅びた!

しかし

あらたなる敵が              
         ぼくらの街を襲う!

正義は!?

Does justice ever exit?

 

新番組

R3X
アールスリーエックス

 

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